こぶのような粉瘤と、類似疾患について

こぶのような粉瘤について解説しているページです。
「ただのこぶ」と間違われ、放置されることがある粉瘤。しかし、ただのこぶだと思って放置していたものが粉瘤の場合、炎症化や肥大化など、悪化する可能性があります。
そこで本ページでは、こぶのような粉瘤について症例画像でお示ししたのち、類似疾患との鑑別方法をお示しします。

※ご来院をご希望の方は、お電話(0120-780-194)もしくはお問い合わせフォームよりご予約いただきますようよろしくお願いいたします。

本ページの目次

こぶのような粉瘤とは? 症例画像でご紹介。

まず、次の画像をご覧ください。

粉瘤・アテロームの手術症例(耳横・40代男性・2016430)1.jpg

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粉瘤・アテロームの手術症例(ひじ・30代男性・201629)1.jpg

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/粉瘤・アテロームの手術症例(肩・30代男性・2016927)1.png

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

上記の腫れ上がったような「こぶ」は、粉瘤の症例画像になります。

粉瘤とは、垢や皮脂など老廃物がなんらかの原因で皮膚の下に溜まってしまうことで起こる良性腫瘍のこと。(※ご参考:粉瘤(アテローム)とは

しかし、放置していると炎症を起こしたり、肥大化が見られたりするうえ、痛みを伴うこともあります。(※ご参考:炎症性粉瘤とは?

また、粉瘤の治療料金は大きさや部位によって変動するため、早期での治療は身体的にも金銭的にも重要です。(※ご参考:粉瘤の治療料金

こぶが出来ても、放置してしまうケースは少なくない。

実際の現場では、粉瘤を放置し、ひどくなってからご来院されるケースは少なくありません。

では、どうして放置してしまうのでしょうか?

以下に、大きく二つの理由を挙げてみましょう。

1.粉瘤に関する正しい知識を持っていない

粉瘤とは

まず挙げられるのが、「粉瘤」について正しい知識を持っていないことです。

そもそも、粉瘤が悪化しても大したことはない、薬で治るのではないか、など誤った知識を有していると、放置→悪化につながります。

しかし、粉瘤を放置していても治ることはありません。

もし粉瘤と判明している場合は、お早目に粉瘤を取り扱う医療機関に相談することをお勧めします。

※粉瘤についてさらに知りたい方はこちら:粉瘤について

2.粉瘤と類似疾患の区別がつかない

こぶのような粉瘤

次に、粉瘤を放置してしまう理由の一つが、類似疾患との区別がつきにくいことにあります。

小さなおできの場合、ニキビやいぼ、その他のおできとの鑑別ができないケースがあります。
また、皮膚にこぶ状のものができた場合でも、触ると痛みがないもの・あるもの、硬いもの、柔らかいものなど様々あります。

このように、一口に「こぶ」といってもガングリオン、脂肪腫などいろいろな疾患が考えられます。

したがって、以下では「こぶのような粉瘤」について、類似疾患との違い・見分け方を解説いたします

粉瘤?脂肪腫?ガングリオン?それぞれの「こぶ」の違いを解説

それでは、それぞれの部位・大きさ・痛みの有無などの特徴について解説いたします

ガングリオン:痛みを発することもあるゼリー状のこぶ

ガングリオン

身体の一部にゼリー状の粘液が溜まって出来たしこりのことをガングリオンといいます

手首やひざなど関節の周りにできるものがほとんどで、大きさは米粒大からピンポン玉大ほどです。

通常は痛みを伴いませんが、時折神経のそばにでき神経を圧迫してしびれや痛みを引き起こします。
大きくなるもの、痛みが強いもの、神経症状があるものは治療が必要になるでしょう

また、治療法としては「保存的療法」と「根治治療」の2種類があります。
前者はガングリオンに注射針を刺して内容物を排出する方法で、後者はガングリオンを手術により摘出する方法となります。

なお、ガングリオンは20歳~50歳くらいの人に多く見られ、特に若い女性の発症率が高くなっています。

脂肪腫:通常は痛みがなく、放置すると緩やかに大きくなるこぶ

脂肪腫とは

脂肪腫は皮下に発生する腫瘍のうち最もよくみられるものです。
「しぼうのかたまり」という表現がよく用いられ、背部や肩、頸部に次いで四肢にも良く発生します。

大きさは数mmから10cm以上とさまざまです。

皮膚がドーム状に盛り上がった形をとりますが、痛みはありません

幼少期に発症するものの、発育が遅いため40~50歳代まで発見が遅れることが多くなっています。(※ご参考:脂肪腫(リポーマ)とは

なお、脂肪腫は自然治癒することがなく、放置するとゆっくりと大きくなって行きます。

あまり大きくなってから治療すると手術の傷痕が残ってしまったりしますので、ある程度の大きさに達したものは治療することをお勧めします。(※ご参考:脂肪腫(リポーマ)の治療法

当院では粉瘤治療のみならず、脂肪腫治療も行っております。
なかなか治らないできものがある場合、ぜひ当院にご相談ください。

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粉瘤:放置すると次第に悪化の可能性、痛みを伴うことがあるこぶ

粉瘤はこぶの一種で、垢や皮脂などの老廃物が皮膚の下に溜まることによりできる良性腫瘍のことを指します

炎症を伴ったこぶは粉瘤の可能性があり、また、放置すると悪化していく可能性もあるので注意が必要です。

粉瘤は皮膚がめくりこんで袋状の構造ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの角質と皮脂が剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできたものです

表皮の変形が原因ですので、体のどの部位にできても不思議ではありません。

はじめは皮膚表面に現れるごく小さなしこりですが、時間の経過とともにじょじょに大きな袋状へと変化します

袋に穴が開き細菌感染を起こすと痛みや赤身、熱感が生じるため、なるべく早く処置を施すことが必要となります。

※ご参考:粉瘤(アテローム)の治療法

ガングリオン、脂肪腫、粉瘤の見分け方とは?

ガングリオン・脂肪腫・粉瘤と3つの「こぶ」の説明をしました。

ガングリオン・脂肪腫は痛みを伴わない場合放置していても問題はありませんが、粉瘤を放置してしまうと化膿して病院に駆け込むケースも。

そのような事態を避けるために、3つの「こぶ」の見分け方をお伝えしたいと思います。

※ご参考:脂肪腫(リポーマ)と類似する疾患

粉瘤とガングリオンの違い:発生部位の違いで判断

ガングリオンは関節周りに多く発生するため、発生部位での特定が比較的容易です

手など四肢の末梢や関節にあるこぶはガングリオンの可能性が高く、それ以外の部位の場合粉瘤である可能性が高くなります。

粉瘤と脂肪腫の違い:見た目や触感の違いで判断

脂肪腫も粉瘤も発生部位での特定には向いておらず、視覚や触覚に頼る必要があります。

脂肪腫は皮膚の下の深い層にあることが多く、皮膚が盛り上がっているだけに見えるので皮膚の肌色のままです。

その反面、粉瘤は皮膚表面の浅い層にあることが多いので、黒い点が見えたり全体が青黒っぽく見えることがあります。(※ご参考:黒ずみのある粉瘤の症例紹介【画像あり】

脂肪腫は弾力はありますが皮膚の下で軟らかくゴムボールのように触れます。

一方、粉瘤は皮膚表面で硬く、弾力があることが多いです。

粉瘤だけに見られる特徴

粉瘤の内部には老廃物が溜まってできた粥状の内容物が存在し、これが独特かつ不快な臭いを発します。(ご参考:粉瘤の臭いについて

これはガングリオンや脂肪腫には見られない特徴です。

粉瘤の化膿がすすみ炎症がひどくなればなるほど臭いは強くなっていきます。

普段から粉瘤が臭いを発している場合、すでに炎症を引き起こしていることが考えられます。
早急に形成外科を受診しましょう

(参考)脂肪腫の症例

最後に、参考として当院で扱った脂肪腫の症例を掲載いたします。

肩にできた脂肪腫

この症例を見る

顔にできた脂肪腫

この症例を見る

脂肪腫の料金や副作用、リスクに関する注意書き脂肪腫の料金や副作用、リスクに関する注意書き

※脂肪腫の症例はこちらより:脂肪腫(リポーマ)の症例紹介

なかなか治らない「こぶ」のようなできものの相談は、アイシークリニック新宿院へ

「こぶ」が粉瘤であると判断された場合、根治治療には外科的な摘出が必要となります。

手術というと不安に思う方もいらっしゃるとは思いますが、当院は日本形成外科学会認定形成外科専門医が在籍し、粉瘤や脂肪腫の治療に力を入れております。(※ご参考:粉瘤(アテローム)手術について

患部の状態にはよりますが、当日日帰り手術も可能ですので、なかなか時間が取れない方も安心してご利用いただけます。

また、24時間WEBで予約を承っている完全予約制のクリニックですので、スムーズな処置が行えるかと思います。

少しでもお気にかかることがございましたら、ご気軽にご相談ください。

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