粉瘤の発症原因と予防法

粉瘤(アテローム)の発症原因と予防法について説明しています。
何度も粉瘤ができて困っている」「市販薬で治ることってあるの?」というお悩みや疑問をお持ちの方は、こちらのページをご参照ください。

※ご来院をご希望の方は、お電話(0120-780-194)もしくはお問い合わせフォームよりご予約いただきますようよろしくお願いいたします。

本ページの目次

粉瘤が発生する原因は「不明」のものが多数

粉瘤とは

粉瘤とは皮膚の垢や老廃物が溜まってできてしまう良性腫瘍ですが、なぜ溜まってしまうのか、その原因は明らかになっていません

一部の症例では、ヒトパピローマウィルスの感染や皮膚にできた外傷が原因であることが報告されていますが、大部分の症例は原因がわかっていません。

中には一度に複数個の粉瘤ができてしまったり、体質的に粉瘤が出来やすい方もいらっしゃいます。

命に関わる疾患ではないので、放置されてしまう方もいらっしゃいますが、粉瘤は放置すると大きくなってしまいます。また、内容物が独特な臭いを発することも粉瘤の特徴の一つです。

大きくなってしまって手がつけられなくなる前に、粉瘤を扱う病院やクリニックに相談し、治療することをお勧めします。

※参考ページ:粉瘤(アテローム)とは

粉瘤が炎症を起こす原因は細菌感染ではなく、○○?

粉瘤には炎症の危険性がある

さて、放置した粉瘤は赤く腫れ上がり炎症を起こしてしまうことがあります。

炎症を起こす原因は長らく「嚢胞(粉瘤の内容物が入っている袋)の中に細菌が入り込むから」であると考えられてきましたが、近年アメリカで「炎症の原因の多くは細菌感染によるものではない」という報告がありました。

粉瘤が炎症を起こす原因は、外部から力が加わり粉瘤が圧迫されて破裂し、皮脂などの老廃物が皮膚の内部に飛び散った結果、炎症反応が起こるためです。

炎症性粉瘤を患った患者様のほとんどが上記の原因で、従来提唱されていた「細菌感染」による炎症化事例は1割程度にとどまります。

したがって粉瘤の炎症を抑えるのに抗生物質の内服だけでは効果が乏しく、迅速に手術で摘出する必要があります
細菌感染の合併もありうるため、抗生物質も併用することも多いです。

それでは、粉瘤はできてしまったら薬に頼らず治療するしかないのでしょうか?

市販の薬で治療を試みる方法は、おすすめできません。

インターネットで「たこの吸出し」という薬を使用して治した、という情報を見かけたことがあります。

「たこの吸出し」と呼ばれる薬の有効成分は硫酸銅とサリチル酸という物質で、硫酸銅には腐食作用、サリチル酸には角質軟化作用があります。

つまり、「たこの吸出し」を粉瘤のある皮膚に塗ることで、皮膚と嚢胞を溶かしてしまう。その穴から内容物が出てくるという仕組みですが、この方法ですと内容物をすべて取り除くことができず完治しない可能性があります。

粉瘤は取り残しがあると再発する危険性があるうえ、細菌感染のリスクも高まるためお勧めできません。

また先述の通り、炎症性粉瘤の原因の多くが細菌感染ではない以上、病院で処方された抗生物質では完治することはありません。

粉瘤の治療法は手術のみ:当院は「くり抜き法」を採用

粉瘤の治療法の一つ「くり抜き法」について粉瘤を発症してしまったら、手術によって取り除く必要があります。

なかなかお身体にメスを入れる機会もないと思うので、不安に思う方もいらっしゃると思いますが、ご安心ください。

当院では「くり抜き法」と呼ばれる手術法で、患者様になるべく負担をかけないような小さな切り口から粉瘤を取り出しています

当院では、数mm程度の小さな粉瘤の場合は、診察後にその場で手術をする場合があり、手術時間は、5分程度から長くても20分程度で終わることを目指しています。

(ご参考)粉瘤手術は保険診療可能

粉瘤は治療の必要がある粉瘤は「体質的にできやすい」「再発してしまった」などのお悩みがよく聞かれる皮膚疾患です。しかも、手術でしか治療ができない。

そうなると、手術に関する治療費の不安があると思います。

しかし、粉瘤手術は検査〜予後まですべて保険診療で治療を行うことができます

治療費にご不安がある方は、「粉瘤(アテローム)の治療料金」をご参照いただければ、ご不安解消にお役立ていただけるのではないかと思います。

粉瘤についてのご相談は当院で承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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粉瘤の予防法:食事やストレスは無関係

残念ながら、粉瘤は自然治癒しないうえ、原因がわかっていないためこれといった予防法は存在しません

ストレス解消、適度な運動、睡眠時間の確保、バランスの取れた食事など、一般的に病気を予防するような対策は、粉瘤と類似した疾患(ニキビその他のおできなど)には効果があると言われています。

しかし、これらの対策が粉瘤の予防と関係があるとはいえません。

まとめ:粉瘤が発症した場合は、すぐに手術で摘出しましょう。

粉瘤は原因がまだわかっていない疾患ですが、皮膚のできものとしては「よくある」良性腫瘍です

しかしながら、同じ「よくある」皮膚疾患であるニキビやおできと違い、粉瘤は放置しても治らないため手術で取り除く必要があります

「粉瘤になってしまったかも」と不安がある場合は、自力で治そうとせずに、お早めに粉瘤を扱う病院やクリニックに相談してください。

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