粉瘤・アテロームの手術症例(肩・30代女性・2016/4/15)

今回は肩にできた粉瘤の治療についてご紹介します。

画像を交えて解説しておりますので、皆様の参考になれば幸いです。

ブログにご協力頂いた患者様に心より感謝申し上げます。

肩にできて長い間気になっていたしこりのような粉瘤

患者様は数年前から肩にできたしこりの存在に気がつきました。

痛みはないため様子をみていたところ、次第にしこりが大きくなったそうです。

治療前のお写真がこちらです。

粉瘤・アテロームの手術症例(肩・30代女性・2016415)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

ご覧の通り大きく膨隆しています。診察の結果粉瘤でした。

アイシークリニックでは初回診察を行い、診察結果によっては、その日にそのまま手術が可能なこともあります。

※ご参考:アイシークリニックについて

粉瘤に関する、よくある勘違い

さて、粉瘤治療でご来院される方には、「痛みがひどいため、すぐに手術をしてほしい」と仰る方が少なくありません。

なぜ、そのような状態まで放置してしまう方が多いのでしょうか?

粉瘤に関するよくある勘違いには、次の3つのようなものがあります。

粉瘤を「できもの」や「ニキビ」と間違える

単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、放置する例です。

ある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むことになりかねません。

※粉瘤とニキビの違いについてはこちら:粉瘤と尋常性痤瘡(ニキビ)の違い

粉瘤は自然に治るもの?

粉瘤は自然に治りませんので、摘出する必要があります。

※粉瘤の治療法について詳しくはこちら:粉瘤(アテローム)の治療法

粉瘤は自分で潰しても大丈夫?

自分で潰すことは絶対に避け、医療機関を受診してください。

気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまうおそれがあります。

※炎症を起こした粉瘤について詳しくはこちら:炎症性(化膿性)粉瘤とは

粉瘤治療・手術はアイシークリニック

繰り返しになりますが、粉瘤は自然に治らないうえ、次第に大きくなっていく可能性がありますので、早めの受診が肝心です。

アイシークリニックでは、傷跡や痛みに配慮て手術を行います。

不安に感じる部分も丁寧にご説明させていただきます。

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アイシークリニックに電話で相談する(0120-780-194)

負担の軽減を目指した粉瘤手術

当院では「くりぬき法」と呼ばれる手術法が「切開法」よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。

※くり抜き法と切開法の違い詳細:粉瘤(アテローム)手術について

くり抜き法の手術の流れは以下のようになっています。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合またはガーゼ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

粉瘤手術の具体的な流れ

まず、部分麻酔注射を行います。

痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では、局所麻酔により、痛みを感じにくい手術を目指しています。

麻酔がよく効いていることを確認して、次のステップへ進みます。

下の写真にあるトレパンという器具を用いて粉瘤を摘出します。

粉瘤・アテロームの手術症例(肩・30代女性・2016415)2

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

穴を開けると下の写真のようになります。

粉瘤・アテロームの手術症例(肩・30代女性・2016415)3

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

トレパンを引き抜くと、円形の穴があくので、そこから手やピンセットを用いて粉瘤を摘出します。

そして取りこぼしがないようしっかり診察を行います。

皮膚の中には下記のような粉瘤が溜まっていました。

粉瘤・アテロームの手術症例(肩・30代女性・2016415)4

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤をすべて取り除くと、ぽっかりと穴が空きます。

ピンセットの先が入る程度の穴です。

粉瘤・アテロームの手術症例(肩・30代女性・2016415)5

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

手術はガーゼを当てて終了となります。

※肩・脇の症例はこちらから:肩・脇にできた粉瘤手術【症例画像】

術後について

そのころに一度術後経過の様子を見るためご来院いただいております。

見た目は穴のようなもので不安を感じるかもしれません。

創部は次第にふさがっていき、治癒していきます。

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックは日本形成外科学会認定形成外科専門医のもと、チーム体制で皮膚治療を行っております。

また、患者様のご負担を考慮し、手術中の痛みの軽減を目指しており、術後の傷跡にも細心の注意を払い治療を行うようにしております。

ご不安に感じる部分は医師が丁寧に説明いたしますので、粉瘤や脂肪腫など皮膚科治療・形成外科治療をご希望の方は是非当院へご相談ください。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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