粉瘤・アテロームの手術症例(脇・30代女性・2016/2/20)

脇にできた粉瘤の手術症例

今回は、脇にできた粉瘤治療・手術についてご紹介します。

粉瘤治療について、具体的にイメージできない方もいらっしゃると思いますので、画像を交えながら、来院から手術内容、術後ケアまで分かりやすくお伝えいたします。

治療の参考にしていただければ、幸いです。

なお、ブログにご協力頂きました患者様には、心より感謝申し上げます。

脇に複数個できてしまった粉瘤

30代女性。脇にできた粉瘤でお悩みとのことでご来院されました。

数か月前から気になり始めた脇のできもの。
インターネットで検索された結果「粉瘤なのでは」と思い、ご来院されたようです。

ご覧のとおり、両脇に複数のふくらみが見られます。

粉瘤・アテロームの手術症例(脇・30代女性・2016220)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

診断結果は、粉瘤でした。

なお、粉瘤が化膿している場合は、まず抗生物質を処方し、1週間ほどお飲みいただく場合もあります。その後、再度ご来院いただき、化膿が治まっていると判断した後に、手術をさせていただきます。

それは、化膿した状態で手術を行うと、出血が多くなったり、傷痕が目立ってしまうリスクがあるためです。

患者様の負担を出来る限り減らすこと、傷跡への配慮を心がけた治療となるように、患者様の状態に応じた治療の流れを取らせていただくことを目指しています。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤治療でご来院される方の中には、痛みが我慢できなくて、来院される方もいらっしゃいます。

そのような状態まで放置してしまう理由として、粉瘤に関する勘違いがあります。

以下、いくつかご紹介します。

できもの、ニキビと間違える

個人差はありますが、粉瘤と見た目が似ているため、ニキビ、おでき、脂肪のかたまりと考え放置してしまうケースです。
炎症や化膿が起きてから、病院に駆け込むことになってしまう可能性が高まります。

粉瘤は自然に治るものと思ってしまう

放置しておけば自然に治るだろうと思われる方がいらっしゃいますが、自然には治りません。医療機関に早めにご相談され、摘出されることをおすすめします。

自分で潰しても大丈夫と勘違い

気になるからと言って自分で潰してしまう方がいらっしゃいます。
しかし、無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症して痛みを伴うようになってしまいます。
自分で潰すことは避け、医療機関で早めに受診されることをおすすめします。

繰り返しになりますが、粉瘤は自然に治らないうえ、放置しておくと状態が悪化する可能性もありますので、早めの受診が肝心です。

当院では粉瘤の治療に際して、「くりぬき法」が「切開法」よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。

不安に感じる部分も丁寧にご説明させていただきます。

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傷跡への配慮を心がけた粉瘤手術・くり抜き法

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行います。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合または防水シート

それぞれ詳しく説明いたします。

痛みの軽減を目指した局所麻酔

アイシークリニックでは、患者様の痛みにも配慮して、局所麻酔による手術を実施しています。
※ さらに、極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。
患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では痛みを感じにくい手術を目指しています。

続いて、粉瘤を取り除く工程へと移ります。

くり抜き法を用いた、傷跡への配慮を心がけた手術

「くり抜き法」を簡単にご説明しますと、皮膚に小さな穴を開け、そこから粉瘤を取り除くという手法です。

当院では粉瘤の治療に際して、「くり抜き法」は「切開法」よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。

また当院ではくり抜き方について、さらに詳しく解説しているページをご用意しました。
「切開法」と「くり抜き法」の比較や再発についても記述されておりますので、こちらもどうぞご覧ください。
粉瘤(アテローム)の治療法について詳しく見る

粉瘤の摘出手術

脇にあった粉瘤を取り出し終えました。

手術前に見られた皮膚のふくらみはなくなり、小さな穴だけの状態です。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤は取り残しがあると再発する可能性を持っています。

したがって、取り残しのないように慎重に行っていきます。

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しておりますので、ご不明点ありましたらお気軽にご相談ください。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

今回の症例では、術後の縫合の必要はありませんでした。
※ただし、症状や摘出した位置によっては縫合させていただくこともあります。

手術後の注意点

粉瘤摘出後は、患部に、ワセリンを塗り、防水シートを貼って終了となります。

術後の状況により個人差はありますが、手術の翌日からシャワーが可能な場合がありますので、術後に医師にご確認ください。

日常生活の中では、防水シートが剥がれた跡は、傷口を清潔に保つために、やさしく洗ってください。

術後約1週間で再度ご来院いただき、状態確認

当院では、経過を確認するために、手術後再度ご来院いただくこともございます。

粉瘤というのは手術的にお取りするものなので、残念ながら全く傷が残らないということは難しいですが、傷跡が目立ちにくくなることを目指した方法をご提案しております。
※ 傷の治りをよくする軟膏を塗り、湿潤療法を取り入れています。
※ 徐々に傷痕はなじむことが予想されます。

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックでは粉瘤の治療に際して、「くりぬき法」は「切開法」よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。
デリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。
表皮腫瘍・表皮嚢腫に関して、日本形成外科学会認定形成外科専門医らが診察いたします。

粉瘤(表皮嚢腫・アテローム)でお困りの方は是非一度当院へご相談ください。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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