粉瘤・アテロームの手術症例(後頸部・40代男性・2016/10/24)

今回は後頸部にできた粉瘤の手術治療についてご紹介します。

ブログにご協力して下さった患者様に心より感謝します。

首にできた、痛みを伴う炎症性粉瘤

40代の男性の患者様。首に小さなしこりに気が付いたのは数か月前だったそうです。

痛みもかゆみもなく小さいものだったので、そのままにしていたところ、最近大きくなっていることに気がつきご相談にいらっしゃいました。

粉瘤・アテロームの手術症例(後頸部・40代男性・20161024)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

だんだん大きくなっていくことに不安はあったそうなのですが、お仕事が忙しくなかなか医療機関を受診できずにいるうちに炎症が進んでしまい痛みを伴うようになってしまったそうです。

診察の結果は粉瘤でした。

※ご参考:粉瘤(アテローム)とは

粉瘤は基本的に自然治癒しない

粉瘤は基本的に自然治癒はしないため、外科的に粉瘤を摘出することをおすすめします。

粉瘤は良性の皮膚腫瘍ですので、摘出手術を行えば治ります。

粉瘤はそのままにしておくと状態が悪化して次第に大きくなり炎症をおこす場合もあります。

ですから、気になる症状がある場合は、できるだけ早めに受診しましょう。

※炎症を起こした粉瘤についてはこちら:炎症性(化膿性)粉瘤とは

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態に対する医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

顔や首などのデリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。

大きい粉瘤であっても、手術は長くて20分程度で終了する治療を目指しています。

基本的に診察当日に手術が可能ですが、最終的には担当医の判断によって決まります。

アイシークリニックでは日本形成外科学会認定形成外科専門医のもと、手術・診察を行っております。

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くりぬき法を用いた粉瘤手術

今回の患者様の場合は診察結果を踏まえて、くりぬき法で対応させていただくことになりました。

くり抜き法の場合、切開法と比べて傷跡に配慮しやすいと当院は考えております。

粉瘤の状態・大きさによって医師が判断し切開法かくりぬき法を選択します。

くりぬき法の流れは以下のようになります。

  1. 局所麻酔
  2. くりぬき法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合またはガーゼ

※詳しくはこちら:粉瘤(アテローム)手術について

手術は局所麻酔で行います。

首に行う注射に不安がある方もいらっしゃると思います。

当院では極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。
 患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では患者様のご負担を軽減すべく、痛みを感じにくい手術を目指しています。

手術に対してはもちろんですが、そのほかにも不安に感じることなどありましたら、遠慮せずご相談いただきたいと思います

また、術前にしっかりとご説明させていただき、不安を軽減した状態で手術を受けていただけることを目指しております。

粉瘤・アテロームの手術症例(後頸部・40代男性・20161024)2

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

穴をあけた後は、ピンセットにて丁寧に粉瘤を取り出します。

ここで取り残しなどあると、再発の原因ともなりますので、取り残しのないように、慎重に行います。

写真のように、ピンセットが入る程度の切り口となります。

今回の手術では縫合の必要はなかったので、ガーゼを当てて終了です。

お風呂に関しては、手術当日は出血のリスクがあるため、入浴は控えていただきます。
翌日以降はシャワー浴にて石けんで傷を洗っていただいておりますが、お風呂・プールは清潔でないため、約1週間は、シャワーのみでお願いいたします。
ただし、その際少しでも異常や不安を感じた場合はすぐに当院にご連絡・ご相談ください。

手術後は1週間後に再度受診していただき傷の経過を見ます。

※その他顔まわりの症例はこちら:顔にできた粉瘤手術【症例画像】

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックは日本形成外科学会認定形成外科専門医のもと、チーム体制で皮膚治療を行っております。

また、患者様のご負担を考慮し、手術中の痛みの軽減を目指しており、術後の傷跡にも細心の注意を払い治療を行うようにしております。

ご不安に感じる部分は医師が丁寧に説明いたしますので、粉瘤や脂肪腫など皮膚科治療・形成外科治療をご希望の方は是非当院へご相談ください。

監修者

  • 東京大学医学部医学科卒業
  • 東京大学医学部附属病院勤務を経て、2014年10月〜当院治療責任者

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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