粉瘤・アテロームの手術症例(頭頂部・40代男性・2016/10/8)

頭頂部にできた粉瘤の手術治療についてご紹介します。

画像を交えながら、来院~手術内容~術後ケアまで詳しくお伝えしますので、治療の参考にしていただければ幸いです。

ブログにご協力して下さった患者様に心より感謝します。

頭頂部にできた粉瘤

40代の男性患者様。

頭頂部に気になるおできがあるということで来院されました。触ると少し痛みもあるということです。

粉瘤・アテロームの手術症例(頭頂部・40代男性・2016108)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

診察の結果、粉瘤でした。

粉瘤はニキビと見た目が似ているため放置をしてしまう方もいらっしゃいます。
そしてしばらくすると痛みを伴うことがあり、今回の患者様のようにご来院される方もいらっしゃいます。

また、痛みを伴っている場合、中が化膿していることがあります

では、なぜそのような状態になるまで放置してしまう方がいらっしゃるのでしょうか?

それは、粉瘤に関する勘違いがあるからです。
代表的な勘違いの例を以下に示してみましょう。

粉瘤を「できもの」や「ニキビ」と間違える

まず、単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、放置してしまう例です。

ある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むことになりかねません。

※ご参考:粉瘤と尋常性痤瘡(ニキビ)の違い

粉瘤は自然に治る?

医者に行かなくても、そのうち治るだろうと気にしない方もいらっしゃいます。

しかし、粉瘤は基本的に自然には治りません。医療機関にて摘出されることをおすすめします。

※ご参考:粉瘤(アテローム)の治療法

自分で潰しても大丈夫?

自分で潰すことは避け、医療機関を受診してください。

気になるからと言って無理に潰したりする方もいらっしゃいます。
しかし、無理に潰すと細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまう可能性があります。

※ご参考:炎症性粉瘤とは

傷痕への配慮を心がけた治療法の提案

粉瘤は体中のどこにでもできる可能性があります。

顔や首などにできることが多いのですが、こちらの患者様のように頭にできることもあります。

また、一か所だけでなく、一度に複数個できることもあります。

繰り返しになりますが、粉瘤は基本的に自然に治らないうえ、状態が悪化して次第に大きくなっていく場合もあるので、医療機関での早めの受診をおすすめします。

手術となると、傷跡が気になる方もいらっしゃると思います。

特に顔回りなど、目立つところでは、手術跡が残るのであれば、放置しておいたほうがよいかもと考えてしまう方もいらっしゃいます

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態に対する医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

顔回りなどデリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。

※ご参考:イシークリニックとは

アイシークリニックにWebで相談する
アイシークリニックに電話で相談する(0120-780-194)

くりぬき法を用いた粉瘤手術

今回の患者様のケースは診察の結果、くりぬき法で対応させていただく形になりました。

粉瘤というのは手術的にお取りするものなので、残念ながら全く傷痕が残らないということはありえませんが、可能な限り傷痕を目立ちにくくすることを目指しています。

当院の粉瘤の流れ

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行います。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取出し
  4. 縫合または防水シート

それぞれ詳しく説明していきます。

なお、手術の体系的な流れを知りたい方は「粉瘤(アテローム)手術について」をご参照ください。

痛みの軽減を目指した治療方法

患者様の痛みにも配慮して、手術においては、まずは粉瘤を摘出するため、局所麻酔の注射をします。
※ 極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。
※ 患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差があります。

トレパンという器具を用いるくりぬき法

図の緑色の器具はトレバンと呼ばれ、粉瘤ができた皮膚に穴をあける道具です。

粉瘤・アテロームの手術症例(頭頂部・40代男性・2016108)2

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

これで穴を開けた後、取り残しのないようにピンセットで粉瘤を摘出し終了です。

粉瘤は取り残しがあると再発する可能性をもっています。

したがって、取り残しのないことを目指して、慎重に作業を行っていきます。

アイシークリニックでは日本形成外科学会認定形成外科専門医のもと、皮膚科医や形成外科医がチームとなって手術を行っています。

粉瘤・アテロームの手術症例(頭頂部・40代男性・2016108)3

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

術後は縫合せずに防水シートを貼って済む場合もありますが、今回の患者様は頭部の手術だっため、縫合させていただきました。

当院では、経過を確認するために手術後再度ご来院いただくこともございます。

術後、傷痕は段階的に目立ちにくくなっていきます。
粉瘤というのは手術的にお取りするものなので、残念ながら全く傷痕が残らないということはありえませんが、可能な限り傷痕を目立ちにくくすることを目指しています。

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックは日本形成外科学会認定形成外科専門医のもと、チーム体制で皮膚治療を行っております。

また、局所麻酔に極細針を使用して痛みを軽減することや、手術中もほとんど痛みがないことを目指しており、術後の傷跡にも細心の注意を払い治療を行います。

不安に感じる部分は医師が丁寧にご説明しますので、粉瘤や脂肪腫など皮膚科治療・形成外科治療をご希望の方は是非当院へご相談ください。

監修者

  • 東京大学医学部医学科卒業
  • 東京大学医学部附属病院勤務を経て、2014年10月〜当院治療責任者

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

アイシークリニック
診療予約・お問い合わせ

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き


カテゴリーから症例紹介を探す

関連する粉瘤の他の手術症例



お電話での
予約はこちらから
トップへ戻る