粉瘤・アテロームの手術症例(あご・40代男性・2016/10/10)

顔のあご付近にできた粉瘤(アテローム)の手術について画像を交えて紹介します。

ブログにご協力して下さった患者様に心より感謝します。

あごにできた大きめの粉瘤の治療

40代男性、あごのあたりにできた粉瘤の手術をご希望されてのご来院でした。

初めは小さいニキビのようなものだったので、自然に治るものと思いそのままにされていたそう。

手術ができる病院が近くになく、時間がたつうちに次第に大きくなり、ご来院されたときには炎症をおこしていました。

粉瘤・アテロームの手術症例(あご・40代男性・20161010)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤は良性の腫瘍ですが、ニキビとは違い基本的には自然と治ることはないので、手術にて摘出することをおすすめします。

時間がたつと患者様のように次第に大きくなり、炎症をおこすこともあります。

粉瘤に関する、よくある勘違い

今回の患者様のように、大きくなってしまうまで粉瘤を放置してしまう方がいらっしゃいます。

なぜ、そのような状態まで放置してしまう方がいらっしゃるのでしょうか?

それは粉瘤に関する勘違いがあるからです。以下に、代表的な例を挙げます。

粉瘤を「できもの」や「ニキビ」と間違える

単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、放置する例です。

ある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むことになりかねません。

※参考記事:粉瘤と尋常性痤瘡(ニキビ)の違い

粉瘤は自然に治るものだと勘違いする

粉瘤はニキビと違い基本的に自然に治ることはなく、放置すると状態が悪化し、大きくなってしまう場合があります。

手術によって摘出することをおすすめします。

※参考記事:粉瘤(アテローム)の治療法

粉瘤を自分で潰してしまう

自分で潰すことは避け、医療機関を受診しましょう。

気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまいまう可能性があります。

※参考記事:炎症性(化膿性)粉瘤とは

粉瘤治療・手術はアイシークリニック

繰り返しになりますが、粉瘤は基本的に自然に治らないうえ、次第に大きくなっていく場合がありますので、早めの受診をおすすめします。

また、アイシークリニックでは、傷跡に細心の注意を払い治療します。
とりわけ、今回の「あご」のようなデリケートな部位にできた粉瘤手術にはより注意を払いながら慎重に手術を進めていきます。

粉瘤というのは手術的にお取りするものなので、残念ながら全く傷痕が残らないということはありえませんが、可能な限り傷痕を目立ちにくくすることを目指しています。

何か不安なことがあれば担当の医師が丁寧にご相談をお聞きします。

アイシークリニックにWebで相談する
アイシークリニックに電話で相談する(0120-780-194)

手術の流れ

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行います。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合またはガーゼ

それぞれ詳しく見ていきます。

※手術の全体的な流れを知りたい方はこちら:粉瘤(アテローム)手術について

痛みの軽減を目指した麻酔注射 〜くり抜き法という粉瘤治療~

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態に対する医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

注射に苦手意識のある患者様がいらっしゃいますが、

アイシークリニックでは、極細の針を使用し、痛みを軽減できるように心がけております。

粉瘤・アテロームの手術症例(あご・40代男性・20161010)2

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

手術は専用のトレパンという器具(写真の緑色の器具)を使用し、粉瘤を摘出していきます。

切開したあと、ピンセットにて取り残しのないように慎重に粉瘤を取り出していきます。

傷跡が気になる部分でも細心の注意を払い行う粉瘤手術

今回は、術後の傷跡も小さかったので、縫合の必要はありませんでした。

ただし、症状や摘出した位置によっては縫合させていただくこともあります。

下の写真は粉瘤を「くりぬき法」で摘出したあとの写真です。

赤く腫れ、盛り上がっていた粉瘤を取り除くことができました。

粉瘤・アテロームの手術症例(あご・40代男性・20161010)3

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

このあとは、ガーゼを当てて終了となります。

当院では、経過を確認するために、手術後再度ご来院いただくこともございます。

術後の経過として、穴が開いている部分はカサブタで覆われます。

その後は、過度な刺激を与えないようにしてお過ごしいただき、カサブタが取れれば、そのあとは段階的に傷痕は目立ちにくくなっていきます。

※顔周りの症例はこちら:顔にできた粉瘤手術(一覧)

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックは日本形成外科学会認定形成外科専門医のもと、手術・診察を行っております。

粉瘤でお困りの方は是非一度当院へご相談ください。

表皮腫瘍・表皮嚢腫の治療を行なっている医師が丁寧に診察いたします。

スタッフ一同お待ちしております。

監修者

  • 東京大学医学部医学科卒業
  • 東京大学医学部附属病院勤務を経て、2014年10月〜当院治療責任者

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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