粉瘤・アテロームの手術症例(鼻の下・30代女性・2016/9/27)

鼻の下にできた粉瘤治療・手術についてご紹介します。

画像を交えながら、来院〜手術内容〜術後ケアまで詳しくお伝えしますので、治療のご参考にしていただければ幸いです

なお、今回ブログにご協力いただきました患者様には、心より感謝申し上げます。

鼻の下にできた大きなしこりは、粉瘤でした。

30代女性。鼻の下にニキビのようなものが出来たがなかなか治らないと

ご相談いただきました。

アイシークリニックでは問診・視診・触診のあと、エコーで診断を行います。

診察するとニキビではなく粉瘤であることがわかりました。

粉瘤・アテロームの手術症例(鼻の下・30代女性・2016927)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

顔にできた場合、ニキビと粉瘤は見た目は似ていますが、症状や原因、そして治療法において大きな違いがあります。放っておいてもなかなか治らない場合は粉瘤の可能性があります。

粉瘤の定義や原因など、さらに詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
粉瘤(アテローム)とは

粉瘤に関する、自己判断の難しさ

さて、粉瘤治療でご来院される方には、「痛みがひどいため、すぐに手術をしてほしい」と仰る方がいらっしゃいます。

なぜ、そのような状態まで放置してしまう方が多いのでしょうか?

粉瘤に関する自己判断を難しくしている要因としては、次のようなものがあります。

初期の粉瘤と「できもの」や「ニキビ」は見た目が似ている

初期の粉瘤は、ニキビやいぼ、その他のおできなどと見た目が似ていますので、ご自身では判断が難しい場合があり、そのまま放置してしまう方がいらっしゃいます。

そうすると、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むことになってしまう可能性が高まります。

粉瘤は自然に治るもの?

粉瘤は自然に治りませんので、医療機関に早めにご相談されることをおすすめします。

粉瘤は自分で潰しても大丈夫?

自分で潰すことは避け、医療機関で早めに受診されることをおすすめします。

気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまうことがあります。

粉瘤治療と形成外科

粉瘤と判明している場合、傷跡への配慮も心掛けた手術を行うことができる形成外科を検討してはいかがでしょうか。

※詳しくは、下記をご参照のこと。
粉瘤治療の診療科は、皮膚科と形成外科のどちらにすべき?

日本形成外科学会は、学会の認定する施設において所定の訓練を行い、形成外科における知識と技能を持つと認められた医師を形成外科専門医として認定しています。専門医は、第三者から「お墨付き」をもらっている医師ということです。

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しております。
不安に感じる部分も丁寧にご説明させていただきます。

お問い合わせはこちら

傷跡への配慮を心がけた「くり抜き法」を用いた粉瘤手術

いよいよ手術当日。

当院は「くりぬき法」は「切開法」よりも傷跡への配慮をしやすいと考えております。粉瘤・アテロームの治療は、日帰り手術を目指すためにも、患者様の症状の状態を踏まえてくりぬき法をご提案することがあります。

粉瘤のサイズ・部位を特定し、摘出していきます。

粉瘤手術の流れ

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行います。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合または防水シート

それぞれ詳しく見ていきます。

痛みの軽減を目指した局所麻酔

アイシークリニックでは、患者様の痛みにも配慮して、局所麻酔による手術を実施しています。※ さらに、極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。

患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では、局所麻酔により、痛みを感じにくい手術を目指しています。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

「くり抜き法」を用いた、傷跡への配慮を心がけた治療

当院では粉瘤の治療に際して、「くりぬき法」は「切開法」よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。

くり抜き法について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
粉瘤(アテローム)手術について

粉瘤の摘出

さて、粉瘤を切開したあとは、ピンセットにて粉瘤を取り出していきます。

粉瘤は取り残しがあると再発する可能性を持っています

したがって、取り残しのないように慎重に行っていきます。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

術後の傷跡への配慮を心がけた治療法。アイシークリニックの粉瘤治療

「鼻の下」にあった粉瘤を取り出し終えました。
手術前に見られた皮膚の膨らみはなくなり、小さな穴だけの状態です。

今回の症例では、術後の縫合の必要はありませんでした。
※ただし、症状や摘出した位置によっては縫合させていただくこともあります。

手術後の経過について、詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。
粉瘤(アテローム)手術、2つの方法

手術後の注意点

粉瘤摘出後は、ワセリンをぬり、防水シートを貼って終了となります。

術後の状況により個人差はありますが、手術の翌日からシャワーが可能な場合がありますので、術後に医師にご確認ください。

日常生活の中で防水シートが剥がれた場合は、傷口を清潔に保つために、石鹸を泡立ててやさしく洗ってください。

術後1週間で再度ご来院いただき、状態確認

当院では経過を確認するために、手術後一週間前後に再度ご来院いただいております。

ほとんどの場合は、穴が開いている部分はカサブタで覆われていき、その後は、過度な刺激を与えないようにしてお過ごしいただき、カサブタが取れれば、段階的に目立ちにくくなっていきます。

粉瘤・アテロームでお困りの方は是非一度ご相談ください。
お問い合わせはこちら

粉瘤治療は、日本形成外科学会認定形成外科専門医の所属するアイシークリニックへ

アイシークリニックでは粉瘤の治療に際して、「くりぬき法」は「切開法」よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。

今回のような鼻の下をはじめとした、顔や首などのデリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。

粉瘤(表皮嚢腫・アテローム)でお困りの方は、是非一度当院へご相談ください

表皮腫瘍・表皮嚢腫に関して、日本形成外科学会認定形成外科専門医らが診察いたします

スタッフ一同、お待ちしております。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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