粉瘤・アテロームの手術症例(まぶた・30代男性・2016/8/4)

瞼にできた粉瘤(表皮嚢腫・アテローム)の手術でした

ブログにご協力して下さった患者様に心より感謝します。

画像を交えながら、来院から、手術内容、術後ケアまで、詳しくお伝えいたします。

治療の参考にしていただければ幸いです。

瞼にできた粉瘤の治療

30代男性、瞼にできた粉瘤の手術をご希望されてのご来院でした。

※下の写真は個人情報保護のため一部修正させていただきました。ご了承ください。

粉瘤・アテロームの手術症例(まぶた・30代男性・201684)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤に関する、自己判断の難しさ

顔や首、背中などにできると、見た目が似ているため、最初はニキビと思ってしまう方がいらっしゃいます。

今回の患者様は、まぶただったため、はじめのうちは、ものもらいの一種かと思っていたそうです。

粉瘤は自然に治らないため、しばらく経つと気になり受診されますが、放置していると悪化してしまう場合があるため、医療機関で早めに受診されることをおすすめします。

粉瘤について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください:粉瘤(アテローム)とは

顔や首など、デリケートな部分の手術となると、傷跡が気になり躊躇されるかたもいらっしゃいますが、粉瘤は自然には治りません。医療機関に早めにご相談され、摘出手術されることをおすすめします

さて、粉瘤治療でご来院される方には、粉瘤が炎症したり、痛みを伴ってから来院される方が少なくありません。

なぜ、そのような状態になるまで放置してしまう方がいらっしゃるのでしょうか?

そのような状態まで放置してしまう理由として、粉瘤に関する自己判断の難しさがあります。

初期の粉瘤は、「できもの」や「ニキビ」と見た目が似ている

まず、ニキビ、おでき、脂肪の塊と考え放置してしまう場合です。

ある日、炎症が起きてから病院に駆け込むことになってしまう可能性が高まります。

粉瘤とニキビの違いについて知りたい方はこちらもご覧ください:粉瘤と尋常性痤瘡(ニキビ)の違い

粉瘤は自然に治るもの?

粉瘤は自然には治らないので、医療機関に早めにご相談され、摘出手術されることをおすすめします。

粉瘤は自分で潰しても大丈夫?

自分で潰すことは避け、医療機関を早めに受診されることをおすすめします。

気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまうことがあります。

粉瘤治療・手術はアイシークリニック

繰り返しになりますが、粉瘤は自然に治らないうえ、放置していると状態が悪化してしまう場合がありますので、医療機関で早めに受診されることをおすすめします。

不安に感じることが多いとは思いますが、是非お気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

傷跡への配慮を心がけた粉瘤手術「くりぬき法」

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。

粉瘤手術についてより全体的な内容を知りたい方はこちらをご覧ください:粉瘤(アテローム)手術について

粉瘤手術の流れ

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行います。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取出し
  4. 縫合または防水シート

それぞれ詳しく説明していきます。

痛みを軽減させることを目指した局所麻酔

手術の際、痛みを気にされる方がいらっしゃいます。

患者様の痛みにも配慮して、手術においては、まずは粉瘤を摘出するため、局所麻酔の注射をします。
※ さらに、極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。
※ 患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差があります。

デリケートな部分に対しての傷跡へ配慮を心がけた手術

専用のトレバンという器具を使用し、粉瘤を摘出していきます。

写真の緑色の器具です。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤の摘出

さて、粉瘤を切開したあとは、ピンセットにて粉瘤を取り出していきます。

瞼などデリケートな箇所にできた粉瘤も傷跡に対する配慮を心がけて、治療をさせていただきます。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

赤く腫れ、盛り上がっていた粉瘤も取り除くことができました。

粉瘤は取り残しがあると再発する可能性を持っています。

したがって、可能な限り取り残しのないように慎重に行っていきます。

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しておりますので、どうぞご不明点はお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

術後の傷跡への配慮を心がけたアイシークリニックの粉瘤治療

今回の症例では、縫合の必要はありませんでした。

※ただし、症状や摘出した位置によっては縫合させていただくこともあります。

手術後の注意点

粉瘤摘出後は、ガーゼを当てて終了となります。

術後の状況により個人差はありますが、手術の翌日からシャワーが可能な場合がありますので、術後に医師にご確認ください。

日常生活の中で防水シートが剥がれた場合は、傷口を清潔に保つために、石鹸を泡立ててやさしく洗ってください。

詳しくはこちら:粉瘤(アテローム)の治療法

術後状態確認

当院では、経過を確認するために、手術後再度ご来院いただくこともございます。

傷跡は、術後カサブタで覆われていき、その後は、過度な刺激を与えないようにしてお過ごしいただき、カサブタが取れれば、段階的に目立ちにくくなっていきます。

粉瘤というのは手術的にお取りするものなので、残念ながら全く傷が残らないということはありえませんが、くりぬき法を採用することにより、可能な限り傷跡を目立ちにくくすることを目指しています。

粉瘤治療はアイシークリニック

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えております。
患者様のご負担を軽減し日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。
今回のようなまぶたをはじめとした、顔や首などのデリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら治療させていただきます。

粉瘤でお困りの方は是非一度当院へご相談ください。表皮腫瘍・表皮嚢腫の治療を行える日本形成外科学会認定形成外科専門医らが診察いたします。

スタッフ一同お待ちしております。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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