粉瘤・アテロームの手術症例(あご下・30代男性・2016/4/13)

あごの下にできた粉瘤治療についてご紹介します。

画像を交えながら、来院~手術内容~術後ケアまで詳しくお伝えしますので、治療の参考にし

ていただければ幸いです。

ブログにご協力頂きました患者様に心より感謝申し上げます。

大きくなってしまっているあごの下の粉瘤

30代男性。あごの下にできた粉瘤でお悩みとのことでご来院されました。

ご覧のとおり、大きく膨らんでおります。

粉瘤・アテロームの手術症例(あご下・30代男性・2016413)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態に対する医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

デリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。

今回の患者様のケースでは、診断の結果、当日にくりぬき法で手術させていただく形になりました。

粉瘤治療でご来院される方の中には、「痛みがひどいため、すぐに手術をしてほしい」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

なぜ、そのような状態になるまで放置してしまう方がいらっしゃるのでしょうか?

粉瘤に関する勘違いには、次の3つのようなものがあります。

粉瘤を「できもの」や「ニキビ」と間違える

単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、放置してしまう例です。

ある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むことになりかねません。

類似する疾患について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

粉瘤と尋常性痤瘡(ニキビ)の違い

粉瘤とイボの違い、その他のおできについて

粉瘤は自然に治る?

そのうち治るだろうと気にしない方もいらっしゃいます。

しかし、粉瘤は基本的に自然には治りません。手術で摘出しましょう。

詳しくは「粉瘤(アテローム)の治療法」をご覧ください。

自分で潰しても大丈夫??…ダメです!

自分で潰すことは避け、医療機関を受診しましょう。

気になるからと言って無理に潰したりする方もいらっしゃいます。しかし、無理に潰すと細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまう場合があります。

炎症性(化膿性)粉瘤について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

繰り返しになりますが、粉瘤は基本的に自然に治らないうえ、次第に大きくなっていく場合がありますので、医療機関での早めの受診をおすすめいたします。

手術となると、傷跡が気になる方もいらっしゃると思います。特に顔回りなど、目立つところでは、手術跡が残るのであれば、放置しておいたほうがよいかもと考えてしまう方もいらっしゃいます。

粉瘤というのは手術的にお取りするものなので、残念ながら全く傷痕が残らないということはありえませんが、可能な限り傷痕を目立ちにくくすることを目指しています。

ご不安に感じる部分もあるかと思いますが、担当の医師が丁寧にご説明させていただきます。患者様の術前のご不安を軽減できることを目指しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

アイシークリニックにWebで相談する

アイシークリニックに電話で相談する(0120-780-194)

粉瘤手術の流れ〜日帰り手術が可能な場合も〜

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行います。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取出し
  4. 縫合または防水シート

それぞれ詳しく説明していきます。

粉瘤手術について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください:粉瘤(アテローム)手術について

局所麻酔で痛みの軽減を目指す

まず、局所麻酔をします。

なかなかあごの下に注射をすることはございませんので、患者様の中には不安に思われる方もいらっしゃると思いますが、当院では極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。

患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では患者様のご負担を軽減すべく、痛みを感じにくい手術を目指しています。

粉瘤・アテロームの手術症例(あご下・30代男性・2016413)2

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

麻酔が効いていることを確認して、次の工程へと移ります。
※ 麻酔は、殆どの場合数十秒で効いてきます。

トレパンという器具で行う手術

続いて、トレパンというくりぬき法において使用する器具を、粉瘤のある皮膚に差し込みます。

あごは、骨や神経、血管が発達している場所ですので、差し込む際も注意を払って行います。

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しており、粉瘤、脂肪腫、耳垂裂の日帰り手術・保険診療を行なっております。

粉瘤・アテロームの手術症例(あご下・30代男性・2016413)3

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

トレパンを引き抜くと、粉瘤が出てきました。

まずは手を使って、粉瘤を絞り出していきます。

手を使用することにより、皮膚や切り口に過度な負担がかかりにくくなります。

最後に、粉瘤の袋状の腫瘍部分をピンセットで引き出し、ハサミで剥離しながら切り取ります。

粉瘤・アテロームの手術症例(あご下・30代男性・2016413)4

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤を取り出し終えました。

手術前に見られた皮膚の膨らみはなくなり、小さな穴だけの状態です。

粉瘤・アテロームの手術症例(あご下・30代男性・2016413)5

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

この後、ガーゼを当てて手術は終了です。

粉瘤手術後の経過

術後の経過として、穴が開いている部分は徐々にカサブタで覆われます。

その後は、過度な刺激を与えないようにしてお過ごしいただき、カサブタが取れれば、傷痕は段階的に目立ちにくくなっていきます。

顔周りの症例紹介はこちらから:顔にできた粉瘤手術【症例画像】

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックは日本形成外科学会認定形成外科専門医のもと、チーム体制で皮膚治療を行っております。

また、局所麻酔に極細針を使用して痛みを軽減することや、手術中もほとんど痛みがないことを目指しており、術後の傷跡にも細心の注意を払い治療を行います。

不安に感じる部分は医師が丁寧にご説明しますので、粉瘤や脂肪腫など皮膚科治療・形成外科治療をご希望の方は是非当院へご相談ください。

スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

アイシークリニック
診療予約・お問い合わせ

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き


カテゴリーから症例紹介を探す

関連する粉瘤の他の手術症例



アイシークリニック新宿院 アイシークリニック渋谷院
お電話での予約はこちらから
トップへ戻る