粉瘤・アテロームの手術症例(目の下・50代男性・2016/4/7)

目の下にできた粉瘤治療についてご紹介します。

ブログにご協力頂きました患者様に心より感謝申し上げます。

画像を交えながら、来院~手術内容~術後ケアまで詳しくお伝えしますので、治療の参考にしていただければ幸いです。

顔の目立つ部分(目の下)にできてしまった粉瘤

50代男性。目の下にできた粉瘤でお悩みとのことでご来院されました。

目のすぐ下ということで、デリケートな場所のため、慎重な治療をさせていただきました。

粉瘤・アテロームの手術症例(目の下・50代男性・201647)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しており、粉瘤、脂肪腫、耳垂裂の日帰り手術・保険診療を行なっております。

患者様の場合は炎症もなかったため、即手術の対応をとらせていただきました

炎症を起こしている場合は、抗生物質を服用していただき、炎症が治まってから手術をさせていただくこともあります。

炎症が起きている粉瘤について処置や手術方法など詳しく知りたい方はこちらをご覧ください:炎症性(化膿性)粉瘤とは

粉瘤に関するよくある勘違い

粉瘤は自然には治りません。放置しておくと状態が悪化してしまう可能性があります。

気が付いた段階での早期治療が大切な症状です。医療機関に早めにご相談され、摘出手術されることをおすすめします。

粉瘤が炎症してから、あわててご来院されるかたもいらっしゃいます。

なぜ、そのような状態になるまで放置してしまう方がいらっしゃるのでしょうか?

粉瘤に関するよくある勘違いには、次の3つのようなものがあります。

粉瘤を「できもの」や「ニキビ」と間違える

単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、放置してしまう場合です。

ある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むことになる可能性が高まります。

粉瘤とニキビについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

粉瘤は自然に治るもの?

そのうち治るだろうと気にしないかたもいらっしゃいます。

しかし、粉瘤は自然には治りません。医療機関に早めにご相談され、摘出手術されることをおすすめします。

粉瘤について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

粉瘤は自分で潰しても大丈夫?

気になるからと言って無理に潰したりする方もいらっしゃいます。しかし、無理に潰すと細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになる場合があります。

繰り返しになりますが、粉瘤は自然に治らないうえ、放置すると状態が悪化する場合があるので、早めの受診が肝心です。

手術となると、傷跡が気になるかと思います。特に顔回りなど、デリケートな箇所に関しては、手術跡が残るのであれば、放置しておいたほうがよいかもと考えてしまう方もいらっしゃいます。

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえた医師の判断に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

※ くりぬき法を簡単にご説明しますと、皮膚に穴を開け、そこから粉瘤を取り除くという手法です。

お問い合わせはこちら

当院での粉瘤手術の流れ

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行います。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取出し
  4. 縫合または防水シート

それぞれ詳しく説明していきます。

粉瘤手術についてより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください:粉瘤(アテローム)手術について

痛みの軽減を目指した麻酔注射

患者様の痛みにも配慮して、手術においては、まずは粉瘤を摘出するため、局所麻酔の注射をします。
※ さらに、極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。
※ 患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差があります。

傷跡への配慮を心がけた粉瘤手術「くり抜き法」

粉瘤は表皮嚢腫・アテロームともいいます。良性の表皮腫瘍の一つです。

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。

この患者様の場合はくり抜き法で手術を行うことができました。

この治療には、トレバンという円筒型のメスのような特殊な器具を用います。

皮膚にトレバンを差し込み、小さな穴を開けます。

そこから、粉瘤を取り除いていきます。

トレバンというのは写真の緑色の器具です。

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小さく開いた穴から、粉瘤を取り出します。

取り除きが無いよう、また、周囲の皮膚を傷つけないよう十分に気を付けながら行います。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

手術について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

粉瘤の摘出

粉瘤を取り除いた後の様子です。

今回は、トレバンの中でも、円柱の直径が小さいものを使用いたしましたので、縫い合わせることはいたしませんでした。
※ただし、症状や摘出した位置によっては縫合させていただくこともあります。

ワセリンを塗り、防水シートを貼って、手術は終了です。

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術後の過ごし方

粉瘤摘出後は、ガーゼを当てて終了となります。

術後の状況により個人差はありますが、手術の翌日からシャワーが可能な場合がありますので、術後に医師にご確認ください。

傷口を清潔に保つために、石鹸を泡立ててやさしく洗ってください。
また、傷口や周辺の皮膚をこすったりして負担を与えないよう、ご留意ください。

術後1週間で再度ご来院いただき、状態確認

当院では、経過を確認するために、手術後再度ご来院いただくこともございます。

穴が開いている部分はカサブタで覆われていきます。
その後は、過度な刺激を与えないようにしてお過ごしいただき、カサブタが取れれば、段階的に目立ちにくくなっていきます。

粉瘤というのは手術的にお取りするものなので、残念ながら全く傷が残らないということはありえませんが、アイシークリニックでは、傷跡が目立ちにくい方法をご提案しております。

目の下の手術という場合、デリケートな部分なので不安な気持ちもおありかと思いますが、アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

デリケートな箇所の手術症例

手術は長くて20分程度で終了する治療を目指しています。

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しており、粉瘤、脂肪腫、耳垂裂の日帰り手術・保険診療を行なっております。

顔周りの手術症例はこちらをご覧ください:顔にできた粉瘤手術【症例画像】

粉瘤治療はアイシークリニック

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えております。患者様のご負担を軽減し日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。
今回のような目の下をはじめとした、顔や首などのデリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら治療させていただきます。
不安に感じる部分は丁寧にご説明しますので、粉瘤(表皮嚢腫・アテローム)でお困りの方は是非一度当院へご相談ください。

これからも、患者様のご期待に応えていけるよう邁進してまいります。

皆さまのご来院を、当院スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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