粉瘤・アテロームの手術症例(胸部・20代男性・2016/3/6)

今回は胸部に複数個できた粉瘤手術について、ご紹介します。

写真を交えながら、来院から手術内容、術後ケアまで詳しくお伝えいたします。

治療の参考にしていただければ幸いです。

なお、今回ブログにご協力頂きました患者様に心より感謝申し上げます。

これはニキビ? 胸部に複数個できてしまった粉瘤

はじめはニキビだと思い、「胸部にもニキビはできるんだな」とあまり気にされていなかったよう。

しかし、なかなか治らず、ニキビではなさそうだと思い、インターネットで当院のホームページを見て来院されました

当院の治療方法をご説明したところ、当院での治療をご希望されました。

粉瘤・アテロームの手術症例(胸部・20代男性・201636)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤は全身のどこにでも発症する可能性があります

男性患者様のように複数の粉瘤が同時に発症する場合もあります。

患者様の場合は炎症もなかったことから、即日・日帰り手術の対応をとらせていただきました。

「粉瘤は自然に治らない?」粉瘤に関する自己判断の難しさ

初期の粉瘤は、ニキビやいぼ、その他のおできなどと見た目が似ていますので、ご自身では判断が難しい場合があり、そのまま放置してしまう方がいらっしゃいます。

粉瘤は自然に治らないため、しばらく経つとニキビではないのだと思って受診されますが、放置していると状態が悪化してしまう場合があるため、医療機関に早めにご相談されることをおすすめします。
※治療料金にも影響する可能性があります

顔や首など、デリケートな部分の手術となると、傷跡が気になり躊躇される方もいらっしゃいますが、粉瘤が自然に治ることはありません。

また粉瘤治療でご来院される方には、「痛みがひどい、今すぐ手術はできませんか?」とおっしゃる方がいらっしゃいます。

どうして、そのような状態になるまで放置してしまう方がいらっしゃるのでしょうか?

なぜなら、粉瘤には自己判断を難しくするいくつかの点があるからです。

粉瘤は自然に治る?

自然には治りません。

手術により摘出する必要があります。

気になる部位がある場合は、医療機関に早めにご相談されることをおすすめします

お問い合わせはこちら

初期の粉瘤と、ニキビやできものとは見た目が似ている

ニキビや、その他のおできと考え放置してしまう例です。

そうした場合、痛みを伴い始めてから、病院に駆け込む可能性が高くなってしまいます。

粉瘤はニキビではなく、良性の表皮腫瘍です。

手術で摘出しない限り自然治癒することはありません。

粉瘤とイボの違い、その他のおできについて

粉瘤は自分で潰しても大丈夫?

自分で潰すことは避け、医療機関で早めに受診されることをおすすめします。

気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまうことがあります。

繰り返しになりますが、粉瘤は自然に治らないうえ、放置していると状態が悪化してしまう可能性があるため、気になる部位がある方は、早めに医療機関にご相談されることをおすすめします。

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しており、治療に際してご不安に感じる部分も丁寧にご説明させていただきます。

アイシークリニックへのお問い合わせはこちら

傷跡への配慮を心がけた「くりぬき法」

アイシークリニックでは粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえた医師の判断に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。
※ くりぬき法を簡単にご説明しますと、皮膚に小さな穴を開け、そこから粉瘤を取り除くという手法です。

顔や首などデリケートな部分の手術にも適しており、胸にできた粉瘤も、くりぬき法で対応することが可能です。

※粉瘤の手術方法「くり抜き法」について詳しくはこちら

それでは、実際に粉瘤手術の流れを見ていきましょう。

粉瘤手術の流れ

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行っております。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取出し
  4. 縫合または防水シート

それぞれ詳しく説明していきます。

痛みを軽減させることを目指した局所麻酔

手術の際の痛みを気にされる方がいらっしゃいます。

アイシークリニックでは、患者様の痛みにも配慮して、局所麻酔による手術を実施しています。※ さらに、極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。
患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では患者様のご負担を軽減すべく、痛みを感じにくい手術を目指しています。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

くり抜き法を用いた、傷跡への配慮を心がけた手術

麻酔が効いてきたら、次はトレバンという専用の器具で粉瘤を摘出していきます。

ゆっくり慎重に粉瘤の残渣がないか丁寧に診察いたします。

トレバンとは写真の緑色の器具です。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤は取り残しがあると再発する可能性を持っています。

アイシークリニックには日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しておりますので、お気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

術後の傷跡への配慮を心がけたアイシークリニックの粉瘤治療

胸にあった粉瘤を取り出し終えました。

手術前に見られた皮膚の膨らみはなくなり、小さな穴だけの状態です

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

手術直後は写真のように創部跡の周囲がやや赤みを呈しています。

しかし、ほとんどの場合は時間の経過と共に、創部の穴はカサブタで覆われていきます。

今回の症例では、術後の縫合の必要はありませんでした。
※ただし、症状や摘出した位置によっては縫合させていただくこともあります。

手術後の注意点

術後の状況により個人差はありますが、手術の翌日からシャワーが可能な場合がありますので、術後に医師にご確認ください。

術後状態確認

当院では、経過を確認するために、手術後再度ご来院いただくこともございます。

傷跡は、手術後カサブタで覆われていき、その後は、過度な刺激を与えないようにしてお過ごしいただき、カサブタが取れれば、段階的に目立ちにくくなっていきます。

粉瘤というのは手術的にお取りするものなので、残念ながら全く傷が残らないということはありえないのですが、当院では「くりぬき法」を採用することにより、傷跡を目立ちにくくすることを目指しています。

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しており、粉瘤、脂肪腫、耳垂裂の日帰り手術・保険診療を行なっております。
当院では粉瘤の治療に際して、「くりぬき法」は「切開法」よりも傷痕への配慮をしやすいと考えております。患者様のご負担を軽減し日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。
デリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。
不安に感じる部分は丁寧にご説明しますので、粉瘤(表皮嚢腫・アテローム)でお困りの方は是非一度当院へご相談ください。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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