粉瘤・アテロームの手術症例(背中中央・20代男性・2016/11/15)

背中の中央にできた粉瘤の手術について画像を交えてご紹介します。

記事の作成にご協力いただいた患者さまには心よりお礼申し上げます。

背中にできた粉瘤は見つけにくい!

20代男性患者様。

粉瘤がいつからできていたのか全く分からないとのことでした。
気がついたら、大きめのしこりになっていたそうです。

ニキビというには大きすぎると感じ、すぐに近くの皮膚科へ。
結果、粉瘤と診断を受けたということでした

手術は違う病院でと言われたため、インターネットで探していたところ、当院のHPをご覧いただいたそうです。

※参考記事:粉瘤治療の診療科は皮膚科と形成外科のどちらにすべき?

粉瘤・アテロームの手術症例(背中中央・20代男性・20161115)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤は自然には治癒せず、放置しておくと炎症を起こしてしまう場合があります。

気になる部位がある場合は、医療機関に早めにご相談され、摘出手術されることをおすすめします。

したがって、気が付いた段階での早期治療が大切な疾患です。

※参考記事:炎症性(化膿性)粉瘤とは

気になる症状がある場合は早急な受診をお勧めいたします。

アイシークリニックにWebで相談する
アイシークリニックに電話で相談する(0120-780-194)

くり抜き法による手術で、術後の傷痕へも配慮

粉瘤は表皮嚢腫・アテロームともいいます。良性の表皮腫瘍の一つです。

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態に対する医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

この患者様の場合は、くりぬき法で手術を行いました。

くりぬき法の手術の流れは以下のようになっています。

  1. 局所麻酔
  2. くりぬき法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合またはガーゼ

それぞれ詳しく見ていきます。

痛みの軽減を目指した局所麻酔

まず、患者様の痛みにも配慮して、局所麻酔を行います。
※ 極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。

患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では患者様のご負担を軽減すべく、痛みを感じにくい手術を目指しています。

麻酔が効いていることを確認して、手術に入ります。

傷痕が目立ちにくくなることを目指した粉瘤手術

トレバンという器具を使い、患部に差し込み穴を開けます。

トレバンを引き抜き、手で絞り出すと粉瘤が出てきました。丁寧に取り除きます。

特に粉瘤は取り残しがあると再発する危険性がありますので、ピンセットを使って細かい粉瘤を取り除きます。

今回の傷口は、縫い合わせる必要はありませんでした。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

術後にご注意いただきたいこと

縫合しないため、ガーゼを当てて終了となります。

術後の状況により個人差はありますが、手術の翌日からシャワーが可能な場合がありますので、術後に医師にご確認ください。

傷口を清潔に保つために、石鹸を泡立てて、やさしく洗ってください。

粉瘤というのは手術的にお取りするものなので、残念ながら全く傷が残らないということはありえないのですが、当院では傷跡が可能な限り目立ちにくく済むような方法をご提案させていただいております。
ご心配なことや不安なことがあった場合にいつでも対応いたしますので、お気軽にお声掛けください。

※ 背中周りの症例についてはこちら:背中にできた粉瘤手術の症例一覧

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しており、粉瘤、脂肪腫、耳垂裂の日帰り手術・保険診療を行なっております。
当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えております。患者様のご負担を軽減し日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。
デリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。
不安に感じる部分は丁寧に説明いたしますので、粉瘤(表皮嚢腫・アテローム)でお困りの方は是非一度当院へご相談ください。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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