粉瘤・アテロームの手術症例(背中・30代女性・2016/10/31)

背中にできた粉瘤の手術治療についてご紹介します。

記事の作成にご協力いただいた患者さまには心よりお礼申し上げます。

気が付きにくい、背中にできる粉瘤

今回来院されたのは、30代女性の患者様です。

背中にしこりのようなものができ気になり始めご相談のため来院されました。

ぷっくりと膨らみ始めています。

粉瘤・アテロームの手術症例(背中・30代女性・20161031)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤は表皮嚢腫・アテロームともいいます。良性の表皮腫瘍の一つです。(※ご参考:粉瘤(アテローム)とは

ただし、粉瘤は放置してしまうと炎症化や肥大化を伴ってしまう場合があります。

にも関わらず粉瘤が放置されることがあるのは、いくつかの理由がありますので、以下によくある理由をご説明します。

ニキビと粉瘤を勘違い

顔や腕などと違い、背中にできた場合は気が付くまでに時間がかかる場合があります。

また背中や顔の場合、ニキビかと思いそのままにしてしまうことがよくあります。

※参考記事:粉瘤と尋常性痤瘡(ニキビ)の違い

粉瘤は自然に治るものと勘違い

放置しておくと炎症を起こしてしまう場合があります。

気が付いた段階での早期治療が大切な症状です。

※参考記事:炎症性(化膿性)粉瘤とは

手術以外にも治療方法はあると思ってしまう

粉瘤が一度できてしまうと、粉瘤は自然には治りませんので、医療機関に早めにご相談され、摘出手術されることをおすすめします。

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態に対する医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

今回の患者様の場合は少し大きくなり始め、黒ずんでいましたが、医師の診断の結果、診察当日にくりぬき法で手術の対応をとらせていただきました。

※参考記事:粉瘤(アテローム)の治療法

粉瘤治療・手術はアイシークリニック

繰り返しになりますが、粉瘤は自然に治らないうえ、放置してしまうと次第に大きくなっていく場合がありますので、早めの受診が肝心です。

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しており、粉瘤、脂肪腫、耳垂裂の日帰り手術・保険診療を行なっております。

不安に感じる部分も丁寧にご説明させていただきます。

アイシークリニックにWebで相談する
アイシークリニックに電話で相談する(0120-780-194)

粉瘤手術の流れ

くり抜き法の流れは以下のようになっています。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合またはガーゼ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

※手術の流れについて詳しく知りたい方はこちら:粉瘤(アテローム)手術について

痛みの軽減を目指した粉瘤手術

手術の際、痛みを気にされる方がいらっしゃいます。

当院では患者様の痛みにも配慮して、手術においては、まずは粉瘤を摘出するため、局所麻酔の注射をします。
※ 極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。
※ 患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差があります。

麻酔が効いていることを確認して次の工程に進みます。

トレパンを用いて粉瘤を摘出

トレパンという器具を使い、患部に差し込み穴を開けます

トレパンを引き抜き、手で絞り出すと粉瘤が出てきました。丁寧に取り除きます。

取り残しがあると粉瘤は再発の危険性があるため、ピンセットを使います。

粉瘤・アテロームの手術症例(背中・30代女性・20161031)3

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

今回の傷口は、縫い合わせる必要はありませんでした。

術後、段階的に傷跡は目立ちにくくなっていく

手術はガーゼを当てて終了となります。

手術当日は出血の危険性があるため、入浴は控えていただくことをお願いしています。
術後の状況により個人差はありますが、手術の翌日からシャワーが可能な場合がありますので、術後に医師にご確認ください。
但しその場合も、お風呂・プールは清潔でないため、約1週間は、シャワーのみでお願いいたします。

手術後、傷跡は段階的に目立ちにくくなっていきます。

※ 背中の症例はこちら:背中にできた粉瘤手術【症例画像】

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しており、粉瘤、脂肪腫、耳垂裂の日帰り手術・保険診療を行なっております。
当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えております。患者様のご負担を軽減し日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。
デリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。
不安に感じる部分は丁寧にご説明しますので、粉瘤(表皮嚢腫・アテローム)でお困りの方は是非一度当院へご相談ください。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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