粉瘤・アテロームの手術症例(背中・30代男性・2016/10/19)

背中にある粉瘤・アテロームの手術治療をご紹介します。

ブログにご協力して下さった患者様に心より感謝します。

気になる背中のしこり、粉瘤でした

今回は背中にできた粉瘤でお悩みの30代男性の治療についてご紹介します。

数ヶ月前に背中にしこりのようなものができたそうです。

最初はニキビかと思い様子をみていたそうですが、だんだんと大きくなっていくため当院へご相談されました。

診断の結果、粉瘤でした。

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態に対する医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

この患者様の場合は、くりぬき法での治療をすることになりました。

こちらの患者様のように粉瘤は「放置してしまった結果だんだん大きくなったため病院にかかった」という方がいらっしゃいます。

では、なぜ粉瘤は放置されがちなのでしょうか?

それは粉瘤に関する3つの勘違いがあるからであると考えられます。

勘違い1:粉瘤は自然治癒すると考える

粉瘤・アテロームは良性の表皮腫瘍です。

粉瘤について詳しくはこちら:粉瘤(アテローム)とは

手術で摘出しない限り自然治癒することはありません。

そのため、気がついたらすぐに治療をすることをおすすめします。

背中の場合、認識するまでに時間がかかる場合もありますので注意が必要です

勘違い2:粉瘤をニキビやおできと間違える

見た目が似ているため単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、放置してしまう例です。そうなるとある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むことになりかねません。

ニキビと粉瘤の違いについて詳しくはこちら:粉瘤と尋常性痤瘡(ニキビ)の違い

勘違い3:粉瘤を自力で治そうと潰してしまう

自分で潰すことは絶対に避け、医療機関を受診してください。

気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまう場合があります。

炎症が起きた粉瘤について詳しくはこちら:炎症性(化膿性)粉瘤とは

粉瘤治療・手術はアイシークリニック

繰り返しになりますが、粉瘤は自然に治らないうえ、場合によっては次第に大きくなっていきますので、早めの受診が肝心です。

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しており、粉瘤、脂肪腫、耳垂裂の日帰り手術・保険診療を行なっております。

当院では症状に合わせて対応させていただいておりますので、疑問や不安がありましたら、その都度医師にご確認いただければと思います。

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アイシークリニックに電話で相談する(0120-780-194)

くりぬき法での粉瘤手術の流れ

粉瘤手術の流れは以下のようになっています。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合またはガーゼ

まず粉瘤手術においては局所麻酔を行います。

注射に苦手意識がある方がいらっしゃいますが、当院では極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減を目指しています。

患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では患者様のご負担を軽減すべく、痛みを感じにくい手術を目指しています。

次に「トレバン」という円形のメスを用いて皮膚に小さな穴を開けます。

穴を開けた後はピンセットと手を使って中の粉瘤を取り出します。

下の写真はピンセットを用いて粉瘤摘出している状態です。

粉瘤・アテロームの手術症例(背中・30代男性・20161019)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤は残っていると再発の危険性がありますので丁寧に取り除きます。

手術前に見られた皮膚の膨らみはなくなり、小さな穴だけが残ります。

今回の症例では、術後の傷跡は縫合の必要はありませんでした。

※ただし、症状や摘出した位置によっては縫合させていただくこともあります。

術後1週間で再度ご来院いただき、状態確認

当院では、経過を確認するために、手術後再度ご来院いただくこともございます。

穴が開いている部分は徐々にカサブタで覆われていきます。

その後は、過度な刺激を与えないようにしてお過ごしいただき、カサブタが取れれば、段階的に傷跡は目立ちにくい状態になっていきます。

粉瘤というのは手術的にお取りするものなので、残念ながら全く傷が残らないということはありえませんが、「くりぬき法」を採用することにより、可能な限り傷跡を目立ちにくくできることを目指しています。
なにか心配なことや不安なことがあった場合にも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

粉瘤の手術方法について詳しくはこちら:粉瘤(アテローム)手術について

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しており、粉瘤、脂肪腫、耳垂裂の日帰り手術・保険診療を行なっております。

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えております。患者様のご負担を軽減し日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。
デリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。
不安に感じる部分は丁寧にご説明しますので、粉瘤(表皮嚢腫・アテローム)でお困りの方は是非一度当院へご相談ください。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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