粉瘤・アテロームの手術症例(背中複数・40代男性・2016/10/11)

背中などに複数か所にできた粉瘤(アテローム)の手術のご紹介です。

ブログにご協力して下さった患者様に心より感謝します。

背中に3か所、多発した粉瘤の治療

40代男性、背中に3か所に発生したしこりがありご来院されました。

患者様は最初はニキビだと思われていたそうです。

鏡で見るたびになかなか治らないなと感じていたところ、だんだん数も増えてきて、治るどころか、大きくなっていったため不安に思いご来院されました。

診察の結果は、粉瘤でした。

粉瘤・アテロームの手術症例(背中複数・40代男性・20161011)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤は体中のどの部分にもできる可能性があります。また、今回のように一つではなく、一度に何か所も発生する場合もあります。

なお、何か所もできている場合、大きさや発生部位によっては同時に発生した粉瘤の摘出手術も可能です。

今回の患者様の場合は発生している場所が近く、一つ一つもあまり大きくなかったことから、一度にすべて摘出することにしました

粉瘤に関する勘違い3点

さて、粉瘤治療でご来院される方の中には「すぐに手術をしてほしい」と仰る方がいらっしゃいます。

なぜ、そのような状態まで放置してしまう方がいらっしゃるのでしょうか?

粉瘤に関する勘違いには、次の3点が考えられます。

勘違い1:粉瘤を「できもの」や「ニキビ」と間違える

単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、放置する例です。

ある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むことになりかねません。

勘違い2:粉瘤が自然治癒すると考える

粉瘤は基本的に自然に治りません。

手術で摘出をしましょう。

※参考記事:粉瘤(アテローム)の治療法

勘違い3:粉瘤が大きくなってきたら自分で潰して膿を出す

自分で潰すことは避け、医療機関を受診しましょう。

気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまう可能性があります。

※参考記事:炎症性(化膿性)粉瘤とは

粉瘤治療・手術はアイシークリニック

繰り返しになりますが、粉瘤は自然に治らないうえ、次第に大きくなっていく場合がありますので、早めの受診をおすすめします。

アイシークリニックでは、傷跡に細心の注意を払い治療を行います。不安に感じる部分も丁寧にご説明させていただきます。

アイシークリニックにWebで相談する
アイシークリニックに電話で相談する(0120-780-194)

くり抜き法という粉瘤治療

さて、手術方法を説明させていただきます

摘出手術ですが、当院では粉瘤の治療を切開法ではなく、「くり抜き法」という摘出方法で手術を行っております。ただし、粉瘤の大きさ、症状、部位など状況により医師の判断で切開法で行うこともあります。

「くりぬき法」は「切開法」よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、当院では日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。

くり抜き法を用いた多発した粉瘤の手術

局所麻酔を注射した後は手術は専用のトレパンという器具を使用し、粉瘤を摘出していきます。

粉瘤・アテロームの手術症例(背中複数・40代男性・20161011)2

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

上記の写真の緑色の器具がトレバンです。

ちょうど器具を使用し切開しているところです

切開したあと、ピンセットにて粉瘤を取り出していきますが、取り残しのないように慎重に行っていきます。粉瘤は取り残しがあると再発の原因となるためです。

今回の術後の傷跡は小さかったので、縫合の必要はありませんでした。

粉瘤・アテロームの手術症例(背中複数・40代男性・20161011)3

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

上の写真は粉瘤を「くりぬき法」で摘出したあとの写真です。

盛り上がっていた粉瘤を取り除くことができました。

今回の症例ではガーゼを当てて終了です。

当院では経過を確認するために、手術後1週間前後に再度ご来院いただくことがございます。

※当院の症例紹介はこちら:背中にできた粉瘤手術(一覧)

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しており、粉瘤、脂肪腫、耳垂裂の日帰り手術・保険診療を行なっております。
当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えております。患者様のご負担を軽減し日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。
デリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。
不安に感じる部分は丁寧にご説明しますので、粉瘤(表皮嚢腫・アテローム)でお困りの方は是非一度当院へご相談ください。

スタッフ一同お待ちしております。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

アイシークリニック
診療予約・お問い合わせ

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き


カテゴリーから症例紹介を探す

関連する粉瘤の他の手術症例



アイシークリニック新宿院 アイシークリニック渋谷院
お電話での予約はこちらから
トップへ戻る