粉瘤・アテロームの手術症例(背中複数・20代男性・2016/10/10)

背中などに複数か所にできた粉瘤(アテローム)の手術症例です。

粉瘤の治療法から実際の手術の様子まで、画像を交えて紹介しておりますので、ご参考ください。

ブログにご協力して下さった患者様に心より感謝します。

背中・肩など5か所に多発した粉瘤の治療

20代男性患者様。

背中、肩、腕など全部で5か所に粉瘤が発生しておりました。

最初はニキビだと思われていたそうですが、だんだん数も増えてきて大きくなっていったため、不安に思いご来院されました。

粉瘤・アテロームの手術症例(背中複数・20代男性・20161010)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤は体中のどの部分にもできる可能性があり、一つではなく、一度に何か所もできる場合もあります

また、基本的に自然治癒はしないため、医療機関での治療・摘出手術をおすすめします。

今回の患者様の場合、発生している場所がかなりいろいろな部分に散っていることに加え、粉瘤が大きくなってきてることもあり、ひとつずつ摘出していくことにしました。

粉瘤に関する勘違い

さて、粉瘤治療でご来院される方には、「すぐに手術をしてほしい」と仰る方がいらっしゃいます。

粉瘤は初期症状はニキビのようにですが、放置すると赤みが出て痛くなったり、肥大化したりすることがあります。

粉瘤に関する勘違いには、次の3つが挙げられるでしょう。

粉瘤を「できもの」や「ニキビ」と間違える

単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、放置する例です。

ある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むことになりかねません。

※参考記事:粉瘤と尋常性痤瘡(ニキビ)の違い

粉瘤は自然に治るもの?

粉瘤は基本的に自然には治りませんので、医療機関で摘出をしましょう。

※参考記事:粉瘤(アテローム)の治療法

粉瘤は自分で潰しても大丈夫?

自分で潰すことは避け、医療機関をしましょう。

気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまう可能性があります。

※参考記事:炎症性(化膿性)粉瘤とは

粉瘤治療・手術はアイシークリニック

粉瘤は早めの受診をおすすめいたします。

アイシークリニックでは、術後の傷痕にも配慮を払い治療を行うよう努めております。不安に感じる部分も丁寧にご説明させていただきます。

「もしかしたら粉瘤かも」など、ご不安な点ございましたらぜひご相談ください。当院の医師がお答えします。

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手術の流れを画像を交えて解説します

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行います。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合またはガーゼ

それぞれ詳しく見ていきます。

極細の針を使用した局所麻酔

粉瘤手術では、まず局所麻酔をします。

注射というと苦手意識のある方がいらっしゃいますが、当院では極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。
患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では患者様のご負担を軽減すべく、痛みを感じにくい手術を目指しています。

くりぬき法という粉瘤治療

今回の患者様のケースでは、くりぬき法で対応させていただく形になりました。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

当院の粉瘤手術

手術は専用のトレパンという器具を使用し、粉瘤を摘出していきます。

上記の写真はちょうど器具を使用し切開しているところです。

切開したあと、ピンセットにて粉瘤を取り出していきます。取り残しのないように慎重に行っていきます

今回は術後の傷跡は小さかったので、縫合の必要はありませんでした。

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上の写真は粉瘤を「くりぬき法」で摘出したあとの写真です。

盛り上がっていた粉瘤を取り除くことができました。

術後1週間で再度ご来院いただき、状態確認

当院では経過を確認するために、手術後1週間前後に再度ご来院いただくことがあります。

術後の経過として、基本的に穴が開いている部分はカサブタで覆われます。

その後は、過度な刺激を与えないようにしてお過ごしいただき、カサブタが取れれば、傷痕は段階的に目立ちにくくなっていきます。

※背中周りの他症例についてはこちら:背中にできた粉瘤手術【症例画像】

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックは日本形成外科学会認定形成外科専門医のもと、チーム体制で皮膚治療を行っております。

また、患者様のご負担を考慮し、手術中の痛みの軽減を目指しており、術後の傷跡にも細心の注意を払い治療を行うようにしております。

ご不安に感じる部分は医師が丁寧に説明いたしますので、粉瘤や脂肪腫など皮膚科治療・形成外科治療をご希望の方は是非当院へご相談ください。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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