粉瘤・アテロームの手術症例(背中・40代男性・2016/10/6)

背中にできた炎症性粉瘤の手術症例のご紹介です。

画像を交えながら、来院~手術内容~術後ケアまで詳しくお伝えしますので、治療の参考にしていただければ幸いです。

ブログにご協力して下さった患者様に心より感謝します。

背中にできた炎症性(化膿性)粉瘤

40代男性。

背中にできた粉瘤の摘出をご希望されました。

ご覧のとおり、皮膚は炎症を起こし、全体的に腫れています。

なかなか治らないため、ニキビではないのかもと思い、インターネットで調べ当院を受診されたそうです。

診断結果は「粉瘤」でした。

写真は手術をする前の写真です。

粉瘤・アテロームの手術症例(背中・40代男性・2016106)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

初回診察の際は上の写真よりも炎症が強くみられました。

粉瘤には「炎症性粉瘤」という炎症が起きている状態の粉瘤があります。

炎症性粉瘤は化膿し、腫れ上がっている状態をいいます。

粉瘤は自然には治りません。放置しておくと炎症を起こしていく場合があります。

炎症性粉瘤について詳しく知りたい方はこちら:炎症性(化膿性)粉瘤とは

気が付いた段階での早期治療が大切な症状です。

一度できてしまった場合には、医療機関に早めにご相談されることをおすすめします。

今回の患者様のように、炎症するまで放置してしまう方もいらっしゃいます。

なぜ、そのような状態になるまで放置してしまう方がいらっしゃるのでしょうか?

粉瘤に関する、よくある勘違い

粉瘤に関するよくある勘違いとして、特に見られるパターンを3点、みていこうと思います。

粉瘤は「できもの」や「ニキビ」と見た目が似ている

単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、そのまま放置してしまう場合です。

そうするとある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むといったことになりかねません。

粉瘤とその他のおできとの違いについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください:粉瘤とイボの違い、その他のおできについて

粉瘤は自然に治るもの?

そのうち治るだろうと気にしないかたもいらっしゃいます。

しかし、粉瘤は自然には治りません。医療機関に早めにご相談され、摘出手術されることをおすすめします。

粉瘤(アテローム)の治療法」という記事に詳しく記載がありますので、よろしければご覧ください。

粉瘤は自分で潰しても大丈夫?

自分で潰すことは避け、医療機関を受診されることをおすすめします。

気になるからと言って無理に潰したりする方もいらっしゃいます。しかし、無理に潰すと細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまう場合があります。

繰り返しになりますが、粉瘤は自然に治らないうえ、そのまま放置すると状態が悪化する可能性もありますので、早めの受診が肝心なのです。

粉瘤について詳しく知りたい方はこちら

粉瘤治療・手術はアイシークリニック

手術となると、傷跡がとても気になるかと思います。特に顔回りなどデリケートな部分は、手術跡が残るのであれば、放置しておいたほうがよいかもと考えてしまう方もいらっしゃいます。

アイシークリニックでは粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえた医師の判断に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

粉瘤手術における患者様のご負担の軽減を目指しておりますので、お気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

粉瘤手術の流れ

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行います。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取出し
  4. 縫合または防水シート

それぞれ詳しく説明していきます。

体系的に粉瘤手術について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

粉瘤(アテローマ)手術について

痛みの軽減を目指した局所麻酔

手術は、局所麻酔を行うところがスタートです。

アイシークリニックでは、患者様の痛みにも配慮して、局所麻酔による手術を実施しています。
患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では患者様のご負担を軽減すべく、痛みを感じにくい手術を目指しています。

傷跡への配慮を心がけた、くり抜き法による粉瘤手術

今回の患者様の粉瘤治療では、くり抜き法で手術をさせていただきました。

その後、トレバンという特殊な器具を用いて粉瘤を取り出していきます。
トレバンとは、写真の緑色の器具のことを指します。

粉瘤・アテロームの手術症例(背中・40代男性・2016106)2

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

可能な限り取り残しのないように、細心の注意を払い手術を行っていきます。

粉瘤の摘出

さて、粉瘤を切開したあとは、ピンセットにて粉瘤を取り出していきます。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤は取り残しがあると再発する可能性をもっています。

したがって、可能な限り取り残しのないように慎重に行っていきます。

今回は、縫合の必要がないケースでした。

粉瘤でお困りの方は是非一度アイシークリニックへご相談ください。
表皮腫瘍・表皮嚢腫の治療を行える日本形成外科学会認定形成外科専門医らが診察いたします。

お問い合わせはこちら

術後の傷跡への配慮を心がけたアイシークリニックの粉瘤治療

手術後の流れについてご説明させていただきます。

手術後の注意点

粉瘤摘出後は、ガーゼを当てて終了となります。

術後の状況により個人差はありますが、手術の翌日からシャワーが可能な場合がありますので、術後に医師にご確認ください。

傷口を清潔に保つために、やさしく洗ってください。

術後状態確認

当院では、経過を確認するために、手術後再度ご来院いただくこともございます。

術後、穴が開いている部分は徐々にカサブタで覆われていきます。

その後は、過度な刺激を与えないようにしてお過ごしいただき、カサブタが取れれば、段階的に目立ちにくくなっていきます。

患者様の手術のご負担の軽減を目指した「くりぬき法」

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。
アイシークリニックでは、大きい粉瘤であっても、手術は長くて20分程度で終了する治療を目指しています。

他の手術症例について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください:背中にできた粉瘤手術【症例画像】

粉瘤治療はアイシークリニック

当院ではデリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら治療させていただきます。

「粉瘤かな」と思ったらお気軽にいらしてください。

不安に感じる部分は丁寧にご説明しますので、粉瘤(表皮嚢腫・アテローム)でお困りの方は是非一度当院へご相談ください。

スタッフ一同お待ちしております。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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