背中にできた粉瘤治療についてご紹介します。
ブログにご協力頂きました患者様に心より感謝申し上げます。
いつのまにか大きくなっていた背中の粉瘤
今回ご来院されたのは、20代男性。
背中に気が付くと盛り上がったしこりのようなものができていたということでした。
粉瘤に関する、よくある勘違い
さて、粉瘤治療でご来院される方には、「痛みがひどいため、すぐに手術をしてほしい」と仰る方が少なくありません。
なぜ、そのような状態まで放置してしまう方が多いのでしょうか?
粉瘤に関するよくある勘違いには、次の3つのようなものがあります。
粉瘤を「できもの」や「ニキビ」と間違える
最初はニキビかと思われることも多い粉瘤ですが、ニキビと違い自然に治ることはありません。
単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、放置してしまうと大変なことに・・・。
ある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むことになりかねません。
※参考記事:粉瘤と尋常性痤瘡(ニキビ)の違い
粉瘤は自然に治るもの?
最初は小さなサイズであっても月日が経つと次第に大きくなっていくのです。
粉瘤は自然に治りませんので、必ず摘出する必要があります。
また体中、いろいろな部位に複数個できることもあります。そのため気が付いたら早期に治療、摘出手術をする必要があります。
※参考記事:粉瘤(アテローム)の治療法
粉瘤は自分で潰しても大丈夫?
自分で潰すことは絶対に避け、医療機関を受診してください。
気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまいます。
※参考記事:炎症性(化膿性)粉瘤とは
粉瘤治療・手術はアイシークリニック新宿院
繰り返しになりますが、粉瘤は自然に治らないうえ、次第に大きくなっていきますので、早めの受診が肝心です。
アイシークリニック新宿院では、傷跡が目立ちにくく、きれいに治る手術法を採用しております。不安に感じる部分も丁寧にご説明させていただきます。
→アイシークリニックにWebで相談する
→アイシークリニックに電話で相談する(0120-780-194)
短時間で可能な粉瘤手術
当院の粉瘤手術の流れは以下のようになっています。
- 局所麻酔
- くり抜き法を用いた施術
- 粉瘤の取り出し
- 縫合またはガーゼ
当院ではまず問診・視診をしたあと、必要に応じ画像診断を行います。診断が確定した場合、診察状況に応じて当日に日帰り手術が可能です。
※詳しくはこちら:大学病院・総合病院との連携
痛みのない局所麻酔
手術においては、まずは粉瘤を摘出するため、局所麻酔の注射をします。
よく患者さまから手術の痛みについて聞かれますが、局所麻酔を行ってから治療を開始するため手術中は痛みを感じることはありませんのでご安心ください。
また極細の麻酔針を使用しておりますので、麻酔時にも痛みはとても少なくすみます。
ご不安な際は是非お申し付けください。
トレパンという器具を用いた粉瘤を摘出手術
幹部が白くなっているのは、よく麻酔が効いている証拠です。
下の写真は専用のトレパンという器具を使用し、くり抜き法で手術を行っている写真です。
局所麻酔をしているため、痛みは全くありません。
くり抜き法は切開法に比べ、傷が小さく済むため縫合も必要ありません。
ピンセットを用いて丁寧に中の粉瘤を取り出します。
粉瘤は全部取り出さなければ再発の危険性があるので、慎重に手術を進めます。
粉瘤は全て取り出すとピンセットの先が入るほどの小さな穴が空きます。
なお、手術後はガーゼを当てて終了となります。
手術当日もシャワーは可能です。患部を清潔に保てるように優しく洗ってください。
手術後の経過をみるため、1週間後に再診にきていただきます。
※豊富な背中の症例についてはこちら:背中にできた粉瘤手術の症例一覧
粉瘤治療はアイシークリニック新宿院
アイシークリニック新宿院では患者様のご負担の軽減を最優先に考え、くり抜き法で治療を行っております。
くり抜き法で治療を行うと目立たない傷跡になります。
粉瘤でお困りの方は是非一度当院へご相談ください。
表皮腫瘍・表皮嚢腫の治療を多くおこなっている医師が丁寧に診察いたします。
スタッフ一同お待ちしております。