粉瘤・アテロームの手術症例(背中・40代男性・2016/4/22)

背中にできた粉瘤の手術症例についてご紹介します。

ブログにご協力いただきました患者様に心より感謝申し上げます。

大きく黒ずんでいる、背中にできた粉瘤

40代男性。背中に「おでき」ができたと、当院を受診されました。

皮膚が黒ずみ、盛り上がっています。

診断の結果「粉瘤」でした。

粉瘤・アテロームの手術症例(背中・40代男性・2016422)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態に対する医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

デリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。

当院では患部の状態と医師の診断結果次第で、当日に手術の対応をさせていただく場合もあります。今回の患者様はそのまま当日、くりぬき法で対応させていただく形になりました。

粉瘤に関する勘違い

さて、粉瘤治療でご来院される方には、「すぐに手術をしてほしい」と仰る方がいらっしゃいます。

なぜ、そのような状態まで放置してしまう方がいらっしゃるのでしょうか?

粉瘤に関する勘違いには、次の3つが考えられます。

粉瘤を「できもの」や「ニキビ」と間違える

単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、放置してしまう例です。

粉瘤は放置すると状態が悪化してしまう場合があります。

さらにある日突然炎症や化膿が起きる場合もあります。

※参考記事:炎症性(化膿性)粉瘤とは

粉瘤は自然に治るもの?

粉瘤は基本的に自然に治りませんので、手術で摘出をしましょう。

※参考記事:粉瘤(アテローム)の治療法

粉瘤は自分で潰しても大丈夫?

自分で潰すことは避け、医療機関を受診しましょう。

気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまう可能性がございます。

粉瘤治療・手術はアイシークリニック

繰り返しになりますが、粉瘤は基本的には自然に治らないうえ、次第に大きくなっていく場合もありますので、早めの受診をおすすめします。

アイシークリニックでは、傷跡に細心の注意を払いながら治療行うよう努めています。ご不安に感じる部分も丁寧にご説明させていただきます。

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手術の流れ

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行います。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合またはガーゼ

それぞれ詳しく見ていきます。

粉瘤手術の概観について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください:粉瘤(アテローム)手術について

痛みの軽減を目指した粉瘤治療

粉瘤手術はまず、部分麻酔から始めます。

アイシークリニックでは、極細の針を使用し、麻酔時の痛みを軽減できるよう心がけております。
麻酔薬が注入されたところの皮膚が白くなっています。

麻酔薬が注入された証拠です。

粉瘤・アテロームの手術症例(背中・40代男性・2016422)2

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

麻酔が効いていることを患者様と確認し、次の工程へと移ります。

「くり抜き法」を用いた粉瘤手術

トレパンという特殊な器具を使用します。

筒状のメスのようなもので、これを粉瘤の潜んでいる皮膚の上から差し込み、
小さな丸い穴を開けます。

そこから、粉瘤を取り除きます。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

トレパンと引き抜いた後の様子です。

小さな穴が開きました。

ここから、粉瘤を取り除いていきます。

粉瘤・アテロームの手術症例(背中・40代男性・2016422)4

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

まずは、手で柔らかい粉瘤を絞り出していきます。粉瘤が絞り出されてきました。

柔らかい粉瘤を絞り出した後、下の画像のような、袋状の粉瘤が出てくる場合があります。

これをハサミで切り取れば、全ての粉瘤を取り除いたことになります。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤の取り残しが無いか入念に確認をして、手術は終了です。

術後の注意点

粉瘤摘出後は、ガーゼを当てて終了となります。

お風呂に関しては、手術当日は出血のリスクがあるため、入浴は控えていただきます。

翌日以降はシャワー浴にて石けんで傷を洗っていただいておりますが、お風呂・プールは清潔でないため、約1週間は、シャワーのみでお願いいたします。

ただし、その際少しでも異常や不安を感じた場合はすぐに当院にご連絡・ご相談ください。

術後1週間で再度ご来院いただき、状態確認

当院では、経過を確認するために、手術後再度ご来院いただくこともございます。

術後の経過として、カサブタができ、自然と剥がれ落ちたあとは、傷痕は段階的に目立ちにくくなっていきます。

※背中周りの症例についてはこちら:背中にできた粉瘤手術(一覧)

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックは日本形成外科学会認定形成外科専門医のもと、チーム体制で皮膚治療を行っております。

また、患者様のご負担を考慮し、手術中の痛みの軽減を目指しており、術後の傷跡にも細心の注意を払い治療を行うようにしております。

ご不安に感じる部分は医師が丁寧に説明いたしますので、粉瘤や脂肪腫など皮膚科治療・形成外科治療をご希望の方は是非当院へご相談ください。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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