粉瘤・アテロームの手術症例(腕・30代男性・2016/10/29)

腕にできた粉瘤の手術症例のご紹介です。

画像を交えて粉瘤の手術の様子を紹介いたします。

ブログにご協力して下さった患者様に心より感謝します。

ニキビと粉瘤、その見た目が似ているのです

30代の男性患者様。腕にできた粉瘤の治療をご希望でした。

最初はよくあるニキビだと思っていたとのことでした。なかなか治らず、不安に思いご相談にこられました。

ニキビと粉瘤の違いについて詳しくはこちら:粉瘤と尋常性痤瘡(ニキビ)の違い

診断の結果、粉瘤でした。

粉瘤・アテロームの手術症例(腕・30代男性・20161029)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤とニキビは見た目が似ていますが異なるものです。

なぜなら、粉瘤は基本的に自然治癒はしません

また、そのままにしておくと状態が悪化して次第に大きくなったり、赤く炎症をおこしたりする場合もあります

基本的にお薬も効かないため、当院では手術にて摘出することをおすすめしています。

粉瘤の治療法について詳しくはこちら:粉瘤(アテローム)の治療法

いつまでたっても治らないニキビ」がある場合は、一度病院にて診察を受けることをおすすめいたします。

こちらの患者様は、早期に来られたため、粉瘤の大きさも小さく、医師の診察の結果炎症も見られなかったため、当日に日帰り手術を行わせていただきました。

実際の手術の時間は長くても20分を目指しています。

粉瘤ができている部位や大きさにもよりますが、手術後、お仕事に戻られる方などもいらっしゃいます。

お時間がなかなか合わず、手術を先送りされている方など、ぜひお気軽にお問い合わせいただければと思います。

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粉瘤手術の流れ

粉瘤・アテロームの治療方法には切開法とくり抜き法があります。

当院は「くりぬき法」は「切開法」よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、当院では日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。

今回の患者様のケースではくりぬき法で対応させていただくことになりました。

簡単な流れは以下のようになります。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合またはガーゼ

※詳しくはこちら:粉瘤(アテローム)手術について

さて、粉瘤の手術ですが、まずは局所麻酔を行います。

注射というと苦手意識のある方がいらっしゃいますが、当院では極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。
患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では患者様のご負担を軽減すべく、痛みを感じにくい手術を目指しています。

切開法とくりぬき法

当院では、粉瘤の状態・大きさによって医師が判断し切開法かくりぬき法を選択します。

今回の患者様はくりぬき法を用い手術を行いました。

写真のような緑色の専用器具、「トレパン」というものを使用し、粉瘤がある皮膚に穴を開けます。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

切開した後は、ピンセットにて丁寧に粉瘤を取り出します。

少しでも取り残しがあると、再発の原因にもなるため、慎重に行います。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

ご覧のようにトレパンで切開した穴はピンセットの先が入る程度の穴になりました。

今回は縫合の必要はなかったので、ガーゼを当てて終了です。

お風呂に関しては、手術当日は出血のリスクがあるため、入浴は控えていただきます。
翌日以降はシャワー浴にて石けんで傷を洗っていただいておりますが、お風呂・プールは清潔でないため、約1週間は、シャワーのみでお願いいたします。
ただし、その際少しでも異常や不安を感じた場合はすぐに当院にご連絡・ご相談ください。

当院では1週間後に再度受診していただき傷の経過を見ます。

※その他腕周りの症例についてはこちら:腕・手にできた粉瘤手術【症例画像】

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックは日本形成外科学会認定形成外科専門医のもと、チーム体制で皮膚治療を行っております。

また、患者様のご負担を考慮し、手術中の痛みの軽減を目指しており、術後の傷跡にも細心の注意を払い治療を行うようにしております。

ご不安に感じる部分は医師が丁寧に説明いたしますので、粉瘤や脂肪腫など皮膚科治療・形成外科治療をご希望の方は是非当院へご相談ください。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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