粉瘤・アテロームの手術症例(腕・20代女性・2016/10/4)

腕の周囲にできた粉瘤の手術治療についてご紹介します。

画像を交えながら、来院から、手術内容、術後ケアまで詳しくお伝えいたしますので、治療の参考にしていただければ幸いです。

ブログにご協力して下さった患者様に心より感謝します。

腕にできた大きなしこり、粉瘤でした

インターネットで検索し、ご来院

20代女性。上腕のあたりにできた大きなしこりに気がつき受診されました。

痛みはなかったため大きくなるまで粉瘤であることに気がつかなかったそうです。

なかなか治らないため、インターネットで調べ、ご来院を決めたそうです。

診断結果は「粉瘤」でした。

粉瘤・アテロームの手術症例(腕・20代女性・2016104)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤に関する、よくある勘違い

粉瘤はいつの間にか大きくなっていることがありえます。

そして、大きくなるまで放置をしてしまう方がいらっしゃいます。

なぜ放置してしまう方がいらっしゃるのでしょうか。

粉瘤に関するよくある勘違いには、次の3つのようなものがあります。

粉瘤を「できもの」や「ニキビ」と間違える

単なるできもの、おでき、ニキビ、脂肪のかたまりと考え、放置してしまう例です。

そうしてしまうとある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むといったことになりかねません。

※ご参考:粉瘤と尋常性痤瘡(ニキビ)の違い

粉瘤は自然に治るもの?

粉瘤は自然に治りませんので、医療機関にて摘出する必要があります。

※ご参考:粉瘤(アテローム)の治療法

粉瘤は自分で潰しても大丈夫?

自分で潰すことは避け、医療機関を受診してください。

気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまう場合があります。

※ご参考:炎症性(化膿性)粉瘤とは

粉瘤治療はアイシークリニック

繰り返しになりますが、粉瘤は自然に治らないうえ、放置すると状態が悪化して次第に大きくなっていってしまう場合もあるので、医療機関での早めの受診が肝心です。

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態に対する医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

デリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。

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患者様の負担軽減を目指した治療

今回のケースでは、少し赤くなり始めていましたが、炎症は起こしていなかったのと、医師の診断の結果を踏まえ、くりぬき法で対応させていただく形になりました。

粉瘤は良性の腫瘍ですが、一度細菌が入ると、炎症を起こし腫れて痛みを伴う場合がありえます。

そうした症状を引き起こす前に早めの受診をおすすめいたします。

※ご参考:炎症性(化膿性)粉瘤とは?

粉瘤手術の流れ

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行います。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合またはガーゼ

それぞれ詳しく見ていきます。

痛みの軽減を目指した治療

アイシークリニックでは、患者様の痛みにも配慮して、局所麻酔を実施しています。
※ さらに、極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。

患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では患者様のご負担を軽減すべく、痛みを感じにくい手術を目指しています。

麻酔は、ほとんどの場合数十秒で効いてきます。

「くり抜き法」を用いて患者様の負担軽減を目指す

くり抜き法はトレパンという器具を用いて行います。下記の写真がその手術の様子です。この緑色の器具がトレパンです。

粉瘤・アテロームの手術症例(腕・20代女性・2016104)2

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤というのは手術的にお取りするものなので、残念ながら全く傷痕が残らないということはありえませんが、可能な限り傷痕を目立ちにくくすることを目指しています。

粉瘤を丁寧に摘出

粉瘤・アテロームの手術症例(腕・20代女性・2016104)3

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

摘出の際は、取り残しのないように慎重に行っていきます。

粉瘤は取り残しがあると再発する可能性を持っているので取り残しがないように努めます。

今回の患者様の傷口は、縫い合わせる必要はありませんでした。

※その他腕の粉瘤症例はこちらから:腕・手にできた粉瘤手術【症例画像】

粉瘤治療はアイシークリニックへ

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えております。
患者様のご負担を軽減し日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。
デリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら治療させていただきます。
「粉瘤かな」と思ったらお気軽にいらしてください。
不安に感じる部分は丁寧にご説明しますので、粉瘤(表皮嚢腫・アテローム)でお困りの方は是非一度当院へご相談ください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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