粉瘤・アテロームの手術症例(上腕・40代男性・2016/10/1)

上腕にできた粉瘤の手術治療についてご紹介します。

記事の作成にご協力いただいた患者さまには心よりお礼申し上げます。

上腕にできたしこりのような粉瘤

40代男性患者様。

腕にしこりのようなものができ、なかなか治らず気になり始めご相談のため来院されました。

粉瘤・アテロームの手術症例(腕・40代男性・2016101)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

ぷっくりと膨らみ始めています。

ニキビのようなものかと思っていらっしゃったようですが、診察の結果、粉瘤でした。

粉瘤は自然には治らず、放置しておくと炎症を起こしてしまう場合があります。

粉瘤は、気が付いた段階での早期治療が大切な疾患なのです。

※参考記事:炎症性(化膿性)粉瘤とは

粉瘤に関する、よくある勘違い

さて、粉瘤治療でご来院される方には、「すぐに手術をしてほしい」と仰る方が少なくありません。

なぜ、そのような状態まで放置してしまう方がいらっしゃるのでしょうか?

粉瘤に関するよくある勘違いには、次の3つのようなものがあると考えています。

粉瘤を「できもの」や「ニキビ」と勘違いして放置

単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、放置する例です。

ある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むことになりかねません。

※参考記事:粉瘤と尋常性痤瘡(ニキビ)の違い

粉瘤は自然に治るものと勘違いし放置

粉瘤は自然に治りませんので、医療機関に早めにご相談され、摘出手術されることをおすすめします。

※参考記事::粉瘤(アテローム)の治療法

粉瘤を自力で治そうとし潰す

自分で潰すことは避け、医療機関を受診されることをおすすめします。

気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまう場合があります。

※参考記事:炎症性(化膿性)粉瘤とは

粉瘤治療・手術はアイシークリニックへ

繰り返しになりますが、粉瘤は自然に治らないうえ次第に大きくなっていく場合がありますので、早めの受診が肝心です。

アイシークリニックでは、症状に応じてくりぬき法による治療をご提案しております。
当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態に対する医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

不安に感じる部分も丁寧にご説明させていただきます。

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粉瘤手術の流れ

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行います。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合またはガーゼ

それぞれ詳しく見ていきます。

くり抜き法による手術で、術後の傷痕への配慮も心がける

粉瘤は表皮嚢腫・アテロームともいい、良性の表皮腫瘍の一つです。

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態に対する医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

この患者様の場合はくりぬき法で手術を行うことができました。

※参考記事:粉瘤(アテローム)手術について

痛みを軽減した粉瘤手術を目指す

当院では、患者様の痛みにも配慮して、粉瘤手術はまず局所麻酔をします。
※ さらに、極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。

患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では患者様のご負担を軽減すべく、痛みを感じにくい手術を目指しています。

トレバンという器具を使い、患部に差し込み穴を開けます。

粉瘤・アテロームの手術症例(腕・40代男性・2016101)2

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

トレバンを引き抜き、手で絞り出すと粉瘤が出てきました。これらを丁寧に取り除きます。

粉瘤・アテロームの手術症例(腕・40代男性・2016101)3

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

今回の患者様の傷口は、縫い合わせる必要はありませんでした。

術後について1:手術後の注意点

粉瘤摘出後は、ガーゼを当てて終了となります。

術後の状況により個人差はありますが、手術の翌日からシャワーが可能な場合がありますので、術後に医師にご確認ください。

傷口を清潔に保つために、石鹸を泡立ててやさしく洗ってください。

術後について2:術後1週間で再度ご来院いただき、状態確認

当院では、経過を確認するために、手術後再度ご来院いただくこともございます。

粉瘤というのは手術的にお取りするものなので、残念ながら全く傷が残らないということはありえませんが、傷跡が目立ちにくくなる治療方法を当院では目指しております。

なにか心配なことや不安なことがあった場合でも対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

※ 腕の粉瘤手術症例はこちら:腕・手にできた粉瘤手術の症例一覧

粉瘤治療はアイシークリニック

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しており、粉瘤、脂肪腫、耳垂裂の日帰り手術・保険診療を行なっております。
デリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。

粉瘤(表皮嚢腫・アテローム)でお困りの方は是非一度当院へご相談ください

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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