粉瘤・アテロームの手術症例(腕・20代男性・2016/4/30)

腕にできた粉瘤の治療についてご紹介いたします。

画像を交えて手術の様子も解説いたします。

ブログにご協力頂いた患者様に心より感謝いたします。

腕にできた大きめのしこりのような粉瘤の状態

20代男性の患者様。

腕に粉瘤があり当院を受診されました。

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態に対する医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

デリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。

今回の患者様は診察の結果、くりぬき法で対応させていただくことになりました。

まず、粉瘤の部位を的確に判断し、くりぬき法を行う部位を選定します。

粉瘤・アテロームの手術症例(腕・20代男性・2016430)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤に関する勘違い

粉瘤は放置されることがあり、「すぐに手術をしてほしい」とおっしゃる方がいらっしゃいます。

そこで、粉瘤に関する勘違いについてご紹介させていただきます。

よくある勘違い1:粉瘤を「できもの」や「ニキビ」と間違える

単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、放置すると状態が悪化し、粉瘤が大きくなってしまう場合があります。

ある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むことになりかねません。

※参考記事:粉瘤と尋常性痤瘡(ニキビ)の違い

よくある勘違い2:粉瘤は自然に治ると考え放置

粉瘤は基本的に自然に治りません。

粉瘤の場合、嚢胞と呼ばれる粉瘤の袋を外科的に摘出することが治療になります。

※参考記事:粉瘤(アテローム)の治療法

よくある勘違い3:粉瘤を自分で潰して治そうとする

自分で潰すことは避け、医療機関を受診しましょう。

気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまう可能性があります。

※参考記事:炎症性(化膿性)粉瘤とは

粉瘤治療・手術はアイシークリニック

繰り返しになりますが、粉瘤は基本的に自然に治らないうえ、放置していると次第に大きくなっていく可能性があるので、早めの受診をおすすめします。

アイシークリニックでは、傷跡に細心の注意を払い治療を行なっております。不安に感じる部分も丁寧にご説明させていただきます。

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手術の流れ〜「くりぬき法」を用いた粉瘤手術〜

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行います。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合またはガーゼ

それぞれ詳しく見ていきます。

極細の針を使用した局所麻酔

まずは局所麻酔を行います。

注射というと苦手意識のある方がいらっしゃいますが、当院では極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。
患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では患者様のご負担を軽減すべく、痛みを感じにくい手術を目指しています。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

麻酔が効いていることを確認して次の工程にうつります。

くり抜き法を用いた粉瘤手術の様子

くりぬき法で使用する「トレパン」という器具を使い粉瘤をくり抜いていきます。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

この緑色の器具が「トレパン」です。

粉瘤が出てきたら、手とピンセットを使って絞り出します。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

中には3cm以上の粉瘤が潜んでいました。

袋状の腫瘍であり、内容物が無くなるので縮んだ状態で、外科的に剥離して摘出します。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤は取り残しがあると再発する可能性を持っています。

したがって、取り残しのないように慎重に行っていきます。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

アイシークリニックは日本形成外科学会認定形成外科専門医のもと、手術・診察を行っております。

※参考記事:粉瘤治療の診療科

粉瘤手術後の傷跡の様子

手術後はガーゼを当てて終了となります。

お風呂に関しては、手術当日は出血のリスクがあるため、入浴は控えていただきます。
翌日以降はシャワー浴にて石けんで傷を洗っていただいておりますが、お風呂・プールは清潔でないため、約1週間は、シャワーのみでお願いいたします。
ただし、その際少しでも異常や不安を感じた場合はすぐに当院にご連絡・ご相談ください。

当院では、経過を確認するために、手術後再度ご来院いただくこともございます。

術後経過を示す写真が以下です。

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粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

粉瘤治療はアイシークリニックへ

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しており、粉瘤、脂肪腫、耳垂裂の日帰り手術・保険診療を行なっております。
当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えております。患者様のご負担を軽減し日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。
デリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。
不安に感じる部分は丁寧にご説明しますので、粉瘤(表皮嚢腫・アテローム)でお困りの方は是非一度当院へご相談ください。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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