粉瘤・アテロームの手術症例(下腹部・30代女性・2016/2/19)

下腹部にできた粉瘤治療についてご紹介します。

粉瘤手術の流れを画像を交えてわかりやすく解説いたします。

ブログにご協力いただきました患者様に心より感謝申し上げます。

下腹部に複数できてしまった粉瘤

30代女性。

下腹部に複数できた粉瘤でお悩みとのことでご来院されました。

見た目では確認が難しい大きさですが、複数の粉瘤が確認できました。

粉瘤・アテロームの手術症例(下腹部・30代女性・2016219)1

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態に対する医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

今回は、複数箇所の粉瘤ではありましたが、大きさや場所などを勘案し、一度に摘出手術を行いました。

当院は患者様の負担を出来る限り減らし、傷跡への配慮を心がけて目立ちにくくできるよう、患者様の状態に応じて治療をさせていただいております。

粉瘤に関するよくある勘違い

粉瘤治療をご所望の方の中には「すぐに手術をしてほしい」と仰る方がいらっしゃいます。

なぜ、そのような状態まで放置してしまう方がいらっしゃるのでしょうか?

粉瘤に関するよくある勘違いには、次の3つのようなものがあります。

粉瘤を「できもの」や「ニキビ」と間違える

見た目が似ているため、単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、放置してしまう例です。

そうなるとある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むといったことになる可能性が高まってしまいます。

※参考記事:粉瘤とイボの違い、その他のおできについて

粉瘤は自然に治るものと考える

粉瘤は自然に治りませんので、医療機関に早めにご相談され、摘出手術されることをおすすめします。

市販薬や飲み薬を飲んでも治りません。

嚢胞と呼ばれる粉瘤の袋を外科的に摘出することが粉瘤治療の治療方針となります。

※参考記事:粉瘤(アテローム)の治療法

粉瘤を自分で潰して取り出そうとする

自分で潰すことは避け、医療機関を受診していただくことをおすすめします。

気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまう場合があります。

※参考記事:炎症性(化膿性)粉瘤とは

粉瘤治療・手術はアイシークリニック

繰り返しになりますが、粉瘤は自然に治らないうえ、放置してしまうと状態が悪化してしまう場合がありますので、医療機関での早めの受診をおすすめいたします。

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえた医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

※ くりぬき法を簡単にご説明しますと、皮膚に穴を開け、そこから粉瘤を取り除くという手法です。

不安に感じる部分も丁寧にご説明させていただきます。

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粉瘤手術の流れ

当院ではおおよその場合、下記の手順で手術を行います。

  1. 局所麻酔
  2. くり抜き法を用いた施術
  3. 粉瘤の取り出し
  4. 縫合またはガーゼ

それぞれ詳しく見ていきます。

手術の流れについてさらに詳しく知りたい方はこちらもご覧ください:粉瘤(アテローム)手術について

痛みを軽減させることを目指した局所麻酔

患者様の痛みにも配慮して、まずは、局所麻酔注射をします。
※ 極細の針を使用するなどの工夫をし、注射時の痛みの軽減も目指しています。

患部の状況、体調などの影響も含め、痛みの感じ方には個人差がありますが、当院では患者様のご負担を軽減すべく、痛みを感じにくい手術を目指しています。

くり抜き法による手術で傷跡への配慮を心がける

さて、麻酔が効いていることを確認してから次の工程に進みます。

当院では粉瘤の治療方法として、くりぬき法が切開法よりも傷跡への配慮をしやすいと考えており、日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態に対する医師の診断結果に応じて、くりぬき法をご提案することがあります。

粉瘤でお困りの方は是非一度当院へご相談ください。表皮腫瘍・表皮嚢腫の治療を行える日本形成外科学会認定形成外科専門医らが診察いたします。

詳しくはこちら:アイシークリニックとは

トレパンを用いて粉瘤を除去

くり抜き法では、トレパンという特殊な器具を使用します。

円筒状のメスのようなもので、これを皮膚に差し込むことで、小さな穴を開けます。

トレパンを引き抜き、手で皮膚を絞ると、粉瘤が出てきました。

できるだけ手で絞り出し、必要に応じてピンセット等を用いて取り除きます。

粉瘤を取り除くことができました。

粉瘤・アテロームの手術症例(下腹部・30代女性・2016219)2

粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き粉瘤の料金や副作用、リスクに関する注意書き

このあとは、ガーゼを当てて終了となります。

大きい粉瘤であっても、手術は長くて20分程度で終了する治療を目指しています。患者様のご負担を可能な限りかけぬよう、傷跡への配慮も心がけながら、手術を行っております。

術後1週間で再度ご来院いただき、状態確認

当院では、経過を確認するために、手術後再度ご来院いただくこともございます。

穴が開いている部分は徐々にカサブタで覆われていきます。

その後は、過度な刺激を与えないようにしてお過ごしいただき、カサブタが取れれば、傷跡は段階的に目立ちにくくなっていきます。

※腹部の症例はこちら:腹部にできた粉瘤の症例一覧

粉瘤治療は、日本形成外科学会認定形成外科専門医の所属するアイシークリニックへ

アイシークリニックには、日本形成外科学会認定形成外科専門医が所属しており、粉瘤、脂肪腫、耳垂裂の日帰り手術・保険診療を行なっております。

当院では粉瘤の治療に際して、くりぬき法は切開法よりも傷痕への配慮をしやすいと考えており、患者様のご負担を軽減し日帰り手術を目指すためにも、患者様の状態を踏まえて、くりぬき法をご提案することがあります。

デリケートな箇所にできた粉瘤も、傷痕への配慮を心がけながら、治療させていただきます。

皮膚のトラブルでお悩みの方は、是非当院にご相談ください。

皆さまのお悩みを解消できるよう、当院スタッフ一同、皆様のご来院を心よりお待ち申しあげております。

監修者

  • 金沢大学医学部医学科卒業、金沢大学附属病院勤務
  • 金沢医科大学病院形成外科勤務
  • 金沢医科大学形成外科助教
  • 金沢医科大学大学院医学研究科修了、富山県立中央病院形成外科部長
  • 2018年12月よりアイシークリニック新宿院院長就任
  • 日本形成外科学会形成外科専門医、医学博士

  • 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 東京大学医学部付属病院勤務
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
  • 日本整形外科学会、東日本手外科学会、末梢神経学会、日本職業・災害医学会
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

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