粉瘤(アテローム)について

粉瘤(アテローム)について解説ページです。

粉瘤とはそもそも何なのか」についてご存じない方に向けてはもちろん、「粉瘤の手術について具体的な情報が欲しい」という患者様向けまで、幅広い情報をご提供しています。

具体的には、粉瘤の治療に必要な情報を4つのトピックに分けてご説明しております。

①粉瘤の特徴や注意点
②粉瘤の治療方法
③粉瘤の類似疾患
④粉瘤の症例画像

本ページを、適切な粉瘤治療のお役に立てていただければ幸いです。

※当院にご来院をご希望の方は、お電話(0120-780-194)もしくはお問い合わせフォームよりご予約いただきますよう、よろしくお願いいたします。

①粉瘤(アテローム)の特徴や注意点を理解しましょう

粉瘤とはどのような疾患?

粉瘤とは粉瘤(ふんりゅう)とは、垢や皮脂などの老廃物が皮膚の下に溜まることによりできる良性腫瘍のことです。別名を「アテローム」と言ったり、「表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)」と呼びます。
粉瘤には、「自然治癒しない」「原因が判明していない」「薬を飲んでも治らず、外科的に切除する必要がある」「他の類似疾患と間違えやすい」といった様々な特徴ないしは注意事項があります。

患者様が粉瘤の症状が自覚されない場合もあることから、まず第一に、粉瘤の特徴をしっかり押さえておくことが非常に重要です。

粉瘤(アテローム)とは?
粉瘤の発症原因と予防法

粉瘤を放置したり自分で潰すのはNG!

粉瘤には炎症の危険性がある

粉瘤は、炎症が起きたり化膿したりすると、赤く腫れ上がり痛みを伴うことがありますが、これを「炎症性粉瘤」または「化膿性粉瘤」と呼びます。(「感染性粉瘤」と呼ばれることもあります)
炎症性粉瘤においては多くの場合、痛みや熟感、そして赤みなどの症状が伴います。

粉瘤は症状が自覚されず、ニキビなどと間違われるケースも多いため、放置したり自分でつぶそうとする患者様がおられます。

しかし、それが原因で炎症を起こし、症状が悪化する可能性がありますので、もし粉瘤の疑いを持った場合は、お早めに粉瘤治療が可能な医療機関へお問い合わせください。

炎症性粉瘤とは?

粉瘤の臭いについてなお、粉瘤は炎症化した後に膿が皮膚から出てくることがありますが、粉瘤の内容物は、独特かつ不快なニオイを発します。

特に粉瘤は炎症を起こすと、触らなくてもニオイを発してしまうことがありますので、注意が必要です。

粉瘤の臭い

②粉瘤の適切な治療方法について理解しましょう

粉瘤の治療方法は外科的手術のみ。

粉瘤は治療の必要がある繰り返しになりますが、粉瘤は自然治癒することがありません。

では、どのように治療するのかというと、「手術」です。

表面的に潰しただけの場合ですと、内部に「囊腫(粉瘤の袋)」が残ってしまうため、再発する可能性も残すことになるのです。したがって、粉瘤の「根治治療」(再発が無いようにするための治療)を目指すためにも、嚢腫(粉瘤の袋)を全て外科的に切除する必要があります。

粉瘤の治療法

粉瘤の手術方法および傷跡について

粉瘤の治療法の一つ「くり抜き法」について粉瘤の手術方法には、大きく「切開法」と「くりぬき法」の2種類がありますが、当院は原則として、くりぬき法を採用しております

その理由としては、切開法に比べ、手術時間や傷痕の最小化を目指すことができるほか、日帰り手術が可能な場合がある、抜糸の必要性がない場合もあるなど、患者様への負担軽減を目指すことができる手術法であるためです。

下記リンクでは、くりぬき法の詳細や手術時間の目安、術後の注意点などについても詳細に記載しておりますので、ご参考ください。

粉瘤の手術方法や手術時間、術後経過について

粉瘤を治すには、何科で受診すればいい?

粉瘤の診療科(皮膚科と形成外科)

ここまで粉瘤の特徴や注意点、治療法まで見てきましたが、そもそも粉瘤は、どの診療科で診てもらえばよいのでしょうか?

その候補としては、一般的に「皮膚科」「形成外科」「美容外科」の3つが挙げられます。

たとえば、形成外科は「手術が上手で傷跡を目立たなくさせることに優れている可能性がある」一方で、「粉瘤を重点的に扱っているわけではない可能性がある」など、それぞれメリットとデメリットがあります。

患者様ご自身が望まれる治療を受けるためにも、事前に診療科をチェックしておくことをおすすめします。

粉瘤治療の診療科

粉瘤の治療料金は?保険は適用される?

粉瘤の治療料金_sp

まず、粉瘤の治療にあたっては、診断、検査、手術、病理検査すべて保険が効くうえ、公費などもすべて適用されます。

そのうえで、治療料金は粉瘤ができた部位や大きさによって変動します。
料金範囲としては、露出部で5,000円~14,000円、非露出部で4,000円~13,000円となります。

ただし、中には自由診療での治療を提供している医療機関もありますので、事前にしっかりとチェックしておきましょう。

粉瘤の治療料金

③粉瘤と類似する疾患を知りましょう

粉瘤とイボ、おできの違いさて、ここまで粉瘤の基礎的な知識や、具体的な治療法について解説してきました。

しかし、「そもそも自分が粉瘤かどうか分からない…」「これって○○の病気に似てるけど、粉瘤なの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そういった患者様は、自分が粉瘤かどうかを確かめるためにも、粉瘤と類似する疾患の症状や原因、治療法と比較することをおすすめいたします。

くれぐれも、粉瘤と似た病気と間違えて、誤った処置を取らないようお気を付けください。

粉瘤と尋常性痤瘡(ニキビ)の違い
粉瘤とほくろの違い
粉瘤とイボの違い、その他のおできについて
こぶのような粉瘤と、類似疾患について

④粉瘤の症例画像を、ご自身の症状と照らし合わせましょう

最後に、過去の症例画像をご紹介いたします。(当院にいらっしゃった患者様にご協力いただいて作成いたしました)

ご自身の症状と見比べていただくのはもちろんですが、実際の治療工程も記載しておりますので、治療方法の参考にもしていただければ幸いです。

部位別の粉瘤症例画像

顔に出来た粉瘤粉瘤(アテローム)は皮膚が存在する部位であればどの場所にも発生します

比較的多いのは、顔面(かお)、背部、耳(耳介、耳垂、耳たぶ、耳朶など)などになります。

以下に、各部位の症例画像をまとめたページを記載しておりますので、ご自身の疾患部位をチェックしてみてください。

顔にできた粉瘤
頭にできた粉瘤
耳にできた粉瘤
鼻にできた粉瘤
顎にできた粉瘤
首にできた粉瘤
肩・脇にできた粉瘤
背中にできた粉瘤
胸にできた粉瘤
腹部にできた粉瘤
腕・手にできた粉瘤
腰・おしりにできた粉瘤
足・太ももにできた粉瘤

粉瘤の症例一覧はこちら

ケース別の粉瘤症例画像

複数個できた粉瘤の症例紹介【画像あり】次に、ケース別の粉瘤の症例画像をご紹介します。

たとえば、「複数個できた粉瘤の場合でも、同時に手術はできるの?」「大きな粉瘤は、どのくらいの大きさになりえるの?」「小さな粉瘤は、本当にただのできものサイズのものもあり得るの?」といった疑問が生じた場合に、下記の症例画像をご参考いただければ幸いです。

大きい粉瘤の症例紹介
小さい粉瘤の症例紹介
黒ずみのある粉瘤の症例紹介
赤みのある粉瘤の症例紹介
しこりのある粉瘤の症例紹介
複数個できた粉瘤の症例紹介

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